ニュースレター

2019年 12月 17日発行
経皮毒が脳をダメにする

知的な健康ライフをおくるために


現在、日本は世界有数の長寿国になりました。
しかし、病気そのものが減っているわけではありません。

がんの罹患率は先進国の中では最も高く、
アルツハイマー型認知症の発生率においても
一番高いと言われております。

また、世界有数の長寿国になったという反面、
世界最速での高齢化に向かっていること、

そして、少子化傾向は抑えられずに、
日本はますます高齢者社会、老人社会になろうとしています。

医学や科学が発達し、栄養や衛生環境も良くなっているというのに、
患者数は増え、治療してもなかなか治らないのはなぜでしょうか?

いろいろな原因が考察されていますが、そのひとつには
病気の発症原因があげられます。

かって、圧倒的多かった肺結核や赤痢などの感染症は、
外から体内に菌が入ってくることによっておこる病気です。

これには、抗生物質などの医薬品の発見で疾患の減少につながりました。

しかし、近年増加している、がん・心臓病・脳卒中・糖尿病などのような
生活習慣病は内因性の病気と言われています。

これは、食生活や環境の変化、運動不足、ストレスなどの生活習慣病が、
身体に悪影響を及ぼし病気を引き起こしています。

これら内因性の病気は、治療を受けることで或る程度の改善や維持、
寛解はできますが、病気そのものを完治させることは難しい現状にあるのです。

医学が進歩しても患者が減らない理由の一つと考えられます。

こうした背景を反映して、空前の健康ブームが広がっています。

いまや毎日、新聞、雑誌、TV,ラジオなどで健康関連の特集や
健康食品のCM等であふれています。

そこには、人は誰でも「より良く生きたい」と願っていることがあります。

なぜそう思うのでしょうか。

それは、人間の脳がそのことを求めていることに他なりません。

つまり、「より良く生きたい」と望むことは、脳が求めること、
すなわち、根源的で自然なことなのです。

では、どうしたら「より良く生きること」ができるのでしょうか?

そこが欠かせないもの、それが健康であります。しかし、多くの人が
「どこを健康にしたいですか?」という質問に答える事ができません。

どこをどのように健康にしたいのか?

何のために、誰のために、

なぜ健康になりたいのか?

それはこの「自分なりの健康観」を確立することが、
とても大切であると伝えています。

その上で、自分に合う「健康づくり」を始めることができるのです。
目的があって目標なのです。

目的がない、目標だけの「健康づくり」は、場合によっては
悪影響がでたり、長く続けることが困難なのです。

健康は毎日の実践の積み重ねによってつくられるのです。

健康で最優先に考えるべきは、けんこうな「脳」を作るこに
あると考えています。

脳は体の司令塔です。

もちろん脳は体の一部であり、特に脳と身体をつなぐ血管を若々しく保つことは
重要ですが、そうした意味も含めて、まず健康な脳をつくることを最優先に
考えるべきです。

「脳は自分が思ったようにしか育たない」といわれています。

言い換えれば理想の脳は自分で作れるのです。

30数年前、研究で海馬の脳神経細胞を見てきましたが、
脳神経細胞の形は丁度、葉を落とした樹木に似ています。

太い一本の幹があり、枝や根を四方いっぱいに広げ伸長していく姿から、
神経細胞を樹木に例えた「健脳樹」をイメージしています。

「健脳樹」を育てるたえには、豊富な資料、水、空気を含んだ良い
土壌が必要です。

さらに、さんさんと降り注ぐ陽光や天候も含めた良い環境、
場合によっては薬剤散布をしたりしなければなりません。

脳神経細胞で考えれば、土壌に当たるもが食事・栄養・運動・睡眠、
陽光や環境はライフスタイル・思考、薬剤散布は必要に応じて
つかされるビタミン・ミネラル・サプリメントなどが担当します。

健脳樹をイメージしながら健康な脳を育てる方法を、これまで随所で
述べてきましたが、大事なことは、「原則」を守るということです。

実は身体は原則に従って働いています。

奇跡はありません。

身体の原則から外れた健康法は一時、効果があるように見えますが、
結果的には身体に負荷をかけることになります。

身体の原則とは何か、

それには、原則に基づいた知識を学び情報を集めることにあります。
そして、あくまでも原則の周りを自身が回るということです。

氾濫する健康情報の中から、自分にとってどれが必要なのか、
なぜ必要なのかをしっかり判断し選択する必要があります。

それには、その判断の基準になる知識を身につける必要があります。

専門家になる必要はありませんが、しっかり必要な情報を集めることが
欠かせません。

しかし、必要な情報をたくさん集めたら健康になれるかというと、
決してそうではありません。

知識だけでは健康になることはできません。
大切なのはご自身の日々の生活の中に取り入れ、
実践していく行動が重要なのです。

残念ことですが、健康情報は豊富にありながら健康を害している人が
世の中には多いのです。


「経皮毒」
有害性のある化学合成物質が経皮吸収されることを、
「経皮毒」と呼んでいます。


体の各部位の吸収倍率 (基準うでの内側を 1 )

頭皮 3,6倍
ひたい 6倍
あご 13倍
脇の下 3,6倍
手のひら 0,83倍
生殖器 42倍
かかと 0,14倍

化学合成物質が体内に入ってくる3つのルート

●経口吸収
食べ物などと一緒に口から入ってくるルート
(医薬品、農薬、食品添加物など)

●経皮吸収
触れたり、使用することによって皮膚から侵入してくるルート
(外用医薬品、化粧品、日用品など)

●呼気吸収(肺粘膜吸収)
呼吸する時に空気などと一緒に吸い込むルート
(医薬品、排気ガス、ダイオキシン、アスベスト、タバコ、シックハウス、芳香剤、
防虫剤、農薬噴霧など)



<参考:BEAUTY&ECOONE>





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