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2025年 4月 1日発行











3月9日は『ありがとうの日』

!知るだけで人生が変わる

「感謝の力」とは?

『ありがとうの日』とは?



私たちは日々、誰かに助けられたり、

親切にされたりしながら生きています。

しかし、忙しい毎日の中で、

感謝の気持ちを伝える機会は

意外と少ないものです。



そんな中、

3月9日は「ありがとうの日」として、

感謝の気持ちを思い出し、

伝えることを目的に制定されました。

この日はどのようにして生まれたのか、

また「サンキューの日」

との違いについても詳しく見ていきましょう。


誰がいつ制定したのか?


「ありがとうの日」は、

2006年にNPO法人

HAPPY&THANKSによって制定されました。


この団体は、

感謝の気持ちを大切にする文化を

広めることを目的としています。


私たちは普段から「ありがとう」と

言葉にする機会はあるものの、

その意味を改めて考えることは少ないかもしれません。



この記念日は、

そうした「感謝の大切さを意識するきっかけ」

として作られました。

家族や友人、同僚など、

普段は照れくさくて言えない

「ありがとう」を、

改めて伝えてみる日として定着しつつあります。


なぜ3月9日なのか?



3月9日が「ありがとうの日」となったのは、

「サン(3)キュー(9)」の語呂合わせが由来です。



日本には、

語呂合わせを使った記念日がたくさんあります。

「11月22日=いい夫婦の日」や

「8月29日=焼肉の日」など、

覚えやすく親しみやすい記念日が数多く存在します。



しかし、

「ありがとうの日」は、

単なる語呂合わせだけでなく、

感謝の気持ちを意識し、

実際に行動に移すことを目的とした日でもあります。



家族や職場の人に「ありがとう」と伝えたり、

お世話になっている人へ

感謝のメッセージを送ったりすることで、

普段より少し心が温かくなるかもしれません。



「サンキューの日」との違い


「ありがとうの日」とよく似た記念日として、

「サンキューの日」というものがあります。

この2つは、目的が少し異なります。



「ありがとうの日」→ 個人が感謝を伝えるための記念日

「サンキューの日」→ 企業や団体が、

顧客や社員への感謝を示すキャンペーンを展開する日



例えば、飲食店では「サンキュー価格」

として390円の特別メニューが提供されたり、

企業が感謝フェアを開催したりするのが特徴です。



一方、「ありがとうの日」は、

個人の感謝の気持ちを意識することに

焦点を当てた日であり、


身近な人とのコミュニケーションを

大切にすることを目的としています。

3月9日には何が起こっている?


「ありがとうの日」は単なる記念日ではなく、

実際に日本各地でイベントが行われています。

また、海外でも「感謝」をテーマにした文化があり、

それぞれの国でユニークな方法で感謝の気持ちを伝えています。

ここでは、

日本国内と海外の「ありがとう」

に関する取り組みを紹介します。


日本国内のイベント


▶ 企業の「ありがとう割引」や「サンキュー価格」

3月9日には、

企業や飲食店が感謝を形にするイベントを実施しています。


例えば、飲食店では「サンキュー価格」

として390円の特別メニューを提供したり、

スーパーマーケットでは「サンキューセール」

と題して感謝の意を込めた特別割引が行われたりします。



また、

一部の企業では、社員同士が

「ありがとう」を書き込んで交換する

「ありがとうカード」の取り組みも実施。


職場の雰囲気が良くなり、

チームワークの向上にもつながると好評です。




▶ 学校での「ありがとう手紙」や感謝ワークショップ

学校では、「ありがとうの日」に合わせて、

生徒が親や先生、

友達に感謝の手紙を書く活動が行われることがあります。



「普段は恥ずかしくて言えないけれど、

手紙なら素直に伝えられる」と、

子どもたちにとっても貴重な経験になるようです。



また、小学校では

「ありがとうワークショップ」を開催し、

感謝の気持ちを伝えることの大切さを学ぶ授業も実施されています。

ゲーム形式で楽しく取り組めるため、

子どもたちの興味を引く内容になっています。




▶ 商店街での「感謝メッセージボード」

商店街では、

買い物客が店員さんに向けて感謝のメッセージを

書けるボードを設置するイベントが行われることがあります。


「いつも親切にしてくれる八百屋さんにありがとう!」や

「おいしいパンを焼いてくれるパン屋さんに感謝!」

といったメッセージが並び、

地域の温かさを感じることができる催しです。



海外の「感謝文化」


「ありがとうの日」は日本独自の記念日ですが、

海外でも「感謝」を大切にする文化があります。

それぞれの国では、

どのように感謝を表現しているのでしょうか?



▶ アメリカの National Gratitude Month(感謝月間)

アメリカでは、11月が「National Gratitude Month(感謝月間)」

とされており、

特に感謝祭(サンクスギビングデー)では

家族が集まり、お互いに感謝を伝え合います。



また、

SNSでは「#ThankfulFor(感謝すること)」

のハッシュタグが広まり、

自分が感謝していることをシェアする習慣も広がっています。



▶ フィリピンの「胸の前で手を合わせる感謝のジェスチャー」


フィリピンでは、感謝の気持ちを示す際に

「両手を胸の前で合わせる」という独特なジェスチャーを使います。


これは、尊敬と感謝の気持ちを同時に伝える動作で、

特に年長者や恩師に対して行われることが多いそうです。



▶ フランスでは「Merci」の使い方で印象が変わる


フランス語の「Merci(ありがとう)」

はシンプルな表現ですが、

場合によってはぶっきらぼうに聞こえることもあります。



そのため、フランスでは

「Merci beaucoup(とてもありがとう)」や

「Je vous remercie(心から感謝します)」のように、

状況に応じて丁寧な表現を使い分ける文化が根付いています。



「ありがとう」の言葉はどこから来た?


日常的に使う「ありがとう」ですが、

その語源や背景について意識したことはあるでしょうか?



この言葉は、どのようにして生まれ、

日本で使われるようになったのか。


また、海外の「ありがとう」

とはどのように違うのかを見ていきましょう。



「ありがとう」の語源


「ありがとう」は、

元々日本の古語である「有り難し(ありがたし)」

から派生した言葉です。




「有ることが難しい」という意味で、昔の日本人は、

「滅多にないほど貴重なこと」や

「感謝すべき出来事」に対して

「ありがたし」と表現していました。




例えば、

平安時代の書物には「ありがたし」

という表現がたびたび登場しますが、

これは「奇跡的なこと」

「とても珍しいこと」

というニュアンスを含んでいました。




つまり、現代の「ありがとう」には、

「めったにない貴重なご縁や恩恵に感謝する」

という意味が込められているのです。



日本における感謝の歴史



日本では、

感謝の気持ちは昔から大切にされてきましたが、

昔の日本人は今ほど頻繁に

「ありがとう」


と口にしていたわけではありませんでした。



例えば、

江戸時代の商人文化では、感謝の気持ちは

「お返し」で示されることが一般的でした。


お歳暮やお中元のように、

何かをもらったら「お返しをする」

という習慣が根付いており、

これは今も続いています。




また、武士の社会では、

感謝を言葉で伝えるよりも、

態度や行動で敬意を示すことが重視されていました。


これは、現代の日本文化にも影響を与えており、

「ありがとう」よりも

「お世話になります」「よろしくお願いします」

などの言葉をよく使うのは、

この文化の名残とも言えます。



海外の「ありがとう」の使われ方


感謝を伝える言葉は世界中に存在しますが、

その使われ方やニュアンスは国や文化によって異なります。



▶ 英語の「Thank you」は日常的に使われる


英語の「Thank you」は、日本語の「ありがとう」と比べて、

よりカジュアルに使われる傾向があります。



例えば、イギリスやアメリカでは、

バスを降りるときやお釣りを受け取るときなど、

ちょっとした場面でも「Thank you」が飛び交います。



また、イギリスでは、

会話の中に「Thank you」が

何度も出てくることが珍しくありません。


「会話の終わりにとりあえず言っておく」

といった感覚で使われることもあります。




▶ フランス語の「Merci」は状況次第で印象が変わる


フランス語の「Merci(メルシー)」は、

日本語の「ありがとう」に近い意味ですが、

状況によっては素っ気なく聞こえることもあります。



そのため、

「Merci beaucoup(メルシー・ボクー/とてもありがとう)」や、

「Je vous remercie(ジュ・ヴ・ルメルシー/心から感謝します)」

といった、

より丁寧な表現を使うことも一般的です。




▶ 中国では家族間で「ありがとう」を

言うと距離を感じることも


中国では、

家族や親しい間柄では「ありがとう

(谢谢:xièxiè)」をあまり言わない文化があります。



これは、

感謝の気持ちは言葉ではなく行動で

示すべきものと考えられているためです。


特に家族の間で頻繁に「ありがとう」と言うと、

逆に「よそよそしい」と思われることもあります。


話したくなる「ありがとう」雑学



ここまで、

「ありがとうの日」の由来や、

日本と海外の感謝文化について紹介してきました。



では、「ありがとう」にまつわるちょっと面白い

雑学を見ていきましょう。



知っていると、

思わず誰かに話したくなるネタばかりです!



「ありがとう」を最も多く言う国は?



日常的に「ありがとう」を頻繁に使う国は

どこだと思いますか?


実は、イギリスが「Thank you」を

最も多用する国として知られています。





イギリスでは、バスを降りるとき、

お釣りを受け取るとき、

ドアを開けてもらったときなど、

ちょっとした場面でも「Thank you」が飛び交います。



ある研究によると、

イギリス人は1日に20回以上

「Thank you」を言うとも言われています。



また、

カナダやオーストラリアでも「Thank you」が

頻繁に使われる文化があり、



特にカナダでは「Sorry」と並んで

「Thank you」が多用されることで有名です。



一方、日本では「ありがとう」を言う頻度は

そこまで多くありません。


これは、日本人が感謝の気持ちを言葉ではなく、

行動で示す文化を持っているためかもしれません。


例えば、お世話になった人への贈り物や、

お歳暮・お中元などがその例です。



「ありがとう」が逆効果になる場面もある?



感謝の言葉「ありがとう」は、


基本的には良い影響を与えるものですが、

場合によっては逆効果になってしまうこともあります。



▶ 中国では家族間で「ありがとう」を

言うと距離を感じさせることがある



中国では、

家族や親しい間柄で「ありがとう(谢谢:xièxiè)」を

言うことが少ないとされています。



なぜなら、

感謝の気持ちは言葉ではなく行動で示すものと考えられており、

特に家族同士で頻繁に「ありがとう」を言うと、

かえって「よそよそしい」と思われることがあるのです。



▶ 日本のビジネスシーンでは「ありがとう」の

言いすぎが逆効果になることも


日本の職場では、

感謝の気持ちを表すことは重要ですが、

「ありがとう」や「すみません」を言いすぎると、

かえって恐縮しすぎていると受け取られることがあります。



例えば、

上司に対して

「ありがとうございました!」を連発すると、

「そんなに感謝しなくてもいいのに」

と感じさせてしまうことも。日本の職場では、

適度な感謝の表現が求められることもあります。


感謝に関する名言やことわざ


「ありがとう」に関する言葉やことわざは、

世界中にたくさんあります。


その中から、

特に興味深いものをいくつか紹介します。




▶「情けは人のためならず」

このことわざ、

本来の意味を誤解している人が多いことで有名です。



「人に親切にすると、

巡り巡って自分に返ってくる」という意味ですが、

「人のためにならないから、

情けをかけるべきではない」

と勘違いされることもあります。



実際には、感謝の気持ちや親切な行動は、

長い目で見て自分にも良い影響を与える

という考え方が込められています。



▶「ありがとう」を言うと運が良くなる?


ある心理学の研究では、

毎日「ありがとう」を意識して言う人ほど、

ポジティブな出来事が増え、

幸福度が高いという結果が出ています。



これは、

感謝の気持ちを持つことで、

小さな幸せに気づきやすくなり、

前向きな行動を取りやすくなるからだと言われています。



つまり、「ありがとう」をたくさん言うことが、

運を引き寄せる一つの方法かもしれませんね。


誰かに伝えたくなる「ありがとう」


「ありがとう」には、

思った以上に深い背景がありましたね。

でも、ここで終わりではありません。



ぜひ、今日知ったことを、

誰かに話してみてください!



「3月9日はありがとうの日って知ってる?」



この一言をきっかけに、

家族や友人との会話が広がるかもしれません。


今日知った雑学、誰かに話してみませんか?



記事を読んで、

「へぇ、そうなんだ!」と思った雑学があれば、

ぜひ身近な人にシェアしてみましょう。

例えば、こんな風に話すのも面白いかもしれません。



「イギリス人って、1日に何十回も

『Thank you』を言うらしいよ!」


「中国では、家族同士で『ありがとう』

って言わないのが普通なんだって!」


「3月9日は、ありがとうの日なんだよ!」



ちょっとした雑学は、

会話のきっかけにもなりますし、

話題を提供することで相手との

コミュニケーションも深まります。



家族や友人に「ありがとうの日」

のことを伝えてみよう



普段はなかなか言えない「ありがとう」ですが、

この機会に意識して伝えてみませんか?



家族や友人に「いつもありがとう」と言うだけで、

ちょっと心が温かくなるかもしれません。

普段お世話になっている人にLINEで一言送るだけでも、

きっと喜ばれるはずです。



また、「今日1日で何回『ありがとう』を

言えるかチャレンジしてみる」のも面白いかもしれませんね。


気づいたら、

自然と感謝の言葉が増えているかもしれません。


感謝の気持ちがつながると、何かが変わるかも?



「ありがとう」の言葉は、

小さな一言ですが、そこには大きな力があります。



感謝を伝えることで、

相手の気持ちが温かくなり、

それがまた別の誰かに伝わる。


そうやって「ありがとう」の連鎖が生まれれば、

社会全体が少しずつ優しくなっていくかもしれません。



もちろん、

大げさに考える必要はありません。

まずは、身近な人に一言「ありがとう」と

伝えてみることから始めてみませんか?





心を磨いて生きる
美枝
美枝
2025年3月17日 18:59


私の今世の目標は、少しでも仏様の境地に辿り着きたいということである。

そう言うと、出家をして強烈な修行をしないとそこまでの境地には辿り着けないと思ってしまう。

だが、人間は日々様々な境地に心を置いて生活しているという。
それが「十界」という概念。

今回はこの「十界」という概念について考えてみたい。


十界とは


十界とは仏教用語で、人間の住む世界、境地を10に分類したものである。

六つの迷いの境地を表す六道(ろくどう)と、四つの悟りの境地を表す四聖(ししょう)という境地を合わせた10の世界のことを言う。
六道(迷いの境地)

1・地獄界(じごくかい)
苦しみ・怒り・絶望、苦しみの境地
2・餓鬼界(がきかい)
満たされることのない欲望に支配される境地
3・畜生界(ちくしょうかい)
善悪の判断ができず本能のままに生きる境地
4・修羅界(しゅらかい)
競争・プライド・戦いの中にいる境地
5・人界(にんかい)
努力とバランスが必要な普通の人の境地
6・天界(てんかい)
一時的な幸福を感じる境地

六道の世界
四聖(悟りの境地)

7・声聞界(しょうもんかい)
学び、知識を深める境地
8・縁覚界(えんがくかい)
人生の本質を掴もうとする境地
9・菩薩界(ぼさつかい)
人のために生きる境地
10・仏界(ぶっかい)
慈悲と智慧を悟った究極の境地

四聖の世界


穏やかだったはずの気持ちが、ふとした言葉や出来事で怒りに変わることもあれば、誰かの優しさに触れて、一瞬で満たされた気持ちになることもある。

つまり、目の前の一瞬一瞬の状況に反応しながら、私たちは無意識のうちに心の境地を変えて、十界の中の世界を行き来している。
そして、その変化は一方通行ではなく、常に行ったり来たりを繰り返しているのだ。


例えばこのような状況の時の心の在り方はこうだ。

怒りでいっぱいなら「地獄界」
欲に振り回されているなら「餓鬼界」
誰かと争ってばかりなら「修羅界」
逆に、人のために動けると「菩薩界」
何があっても動じない境地に至れば「仏界」


そして一瞬の出来事で、また別の境地に切り替わる。

私たちの心というのは、まるで十界の波に翻弄される「小舟」のような存在なのだ。


「仏界」の境地に心を保ち、十界の波に翻弄されない生き方



心の波に左右されず、どんな状況でも揺るがない自分でいたい。
私が「仏様のような境地」に至ることを目標としている理由だ。

そのためには、過去や未来に囚われず、「今」を大切に生きることで、人生そのものが豊かになる考え方を選ぶ。
また、人間関係や仕事、人生のすべてにおいて「あるがまま」を受け入れる。
そして、この世の全てのモノやコト、人も自分も永遠に同じであることはない「諸行無常」であるということを知る。

この意識を常に心の中心に置いて生きていきたいと思っている。


仏界に達すると見える世界



穏やかな人間関係
周囲と無理に合わせるのではなく、心からの理解と尊重で結ばれる関係が築ける。
争いや嫉妬から解放され、調和のとれたつながりを感じられる。

迷いのない生き方
何かを決断するとき、不安や後悔ではなく、自分の本心に従って選べるようになる。
「正しいかどうか」ではなく、「自分にとって自然かどうか」で判断できる。

心の波は穏やかな凪となる
外部の出来事に過剰に反応せず、感情に振り回されることがなくなる。
どんな状況でも、心の奥底に静かで揺るぎない安らぎを感じられる。

周囲に安心感と癒しを与える
言葉や行動だけでなく、「そこにいるだけで安心できる」ような存在になる。
自分が発するエネルギーが周囲にも伝わり、穏やかで優しい空間が生まれる。
無理に誰かを変えようとせず、自分自身の在り方が自然と周りに影響を与える。



仏界に至るための心がけ



・執着を手放す
・感謝の心を持つ
・怒りや妬みを客観視する
・人を許し、自分を許す
・今この瞬間を大切にする
・行動することを恐れない



〜心を磨く生き方〜



私たちの心は、日々の出来事に揺れ動く。
でも、その揺らぎがあるからこそ、少しずつ磨かれていくのかもしれない。

「完璧」や「悟り」は一瞬で得られるものではない。
大切なのは、毎日の小さな気づきと、そこからどう変わるか。

だからこそ、今日もまた 心を磨く。

焦らず、比べず、自分のペースで。
そんな積み重ねが、きっと自分自身の光になる。






<参考:>





1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、



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