2019/5/6

美容と健康法、女性らしさ

 
美容と健康法、女性らしさ
 
 
突然ですが腕時計をはめるとき、
文字盤が手首のどちらに向くように
つけていますか?
 
海外の映画を見る限りでは、
男女共にアジア圏を含めて
手の甲が見える側、
 
つまり外向きにはめているのが一般的。
 
深く考えた事がなかったのです。
 
ところが半年ほど前から肩と首のコリ
が醜くて、これ以上、肩に力を入れない
ようにするために、文字盤を内側にしてみたところ
しぐさがきれいになったと言われるようになります。
 
でもどうして文字盤の向きによって肩の力み具合が
変わるのでしょうか?
 
それとも手の甲ではなく手首側に向けると
なぜ所作が美しく見えるのでしょうか、
 
それは手首の内側に時計をはめることによって
時計を確認するたびに、手のひらを上に向けるからなのです。
 
この動作をするたびに、肩甲骨が開き、
Vの字を描くように上がり気味だった鎖骨が
水平になるため、自然に肩が正しい位置に戻るのですね、
 
また、手首側に文字盤がくるように腕時計を
はめると、時計を見るためには心持ち
手首をそらすことになります。
 
わずかな動きではありますが、この動作をすると脇が閉まり、
首が長く見えるメリットがあることがわかりました。
 
 
そういえば、大正6年生まれの祖母は、
時計をはめるときには、洋服、和服問わずに
いつも手首側でした。
 
子供ながらに不思議に思って聞いてみたところ
「女性は手首側、男性は手の甲」ときっぱり
答えたのです。
 
そして「外側にはめた時計を見るのは男らしい
動きだけど、これが内側だと、いかにも女の人って
感じがするでしょう?」
 
と言っていて「なるほどなぁ」と妙に納得したことが
ありました。
 
確かに戦前の女性は日頃から和服で生活して
いましたよね。
 
ということは、
 
大きく手を広げたり、
 
脇を開く様な動きをすれば当然、
着崩れてしまいますから。
 
「今、何時かな?」
 
と思うたびに着物が乱れていたのでは、
日常生活に支障をきたしてしまいそう・・でも、
 
手首の内側に時計をはめていると、
肘が外に向くことがありませんし、
 
袖が崩れる心配からも解放されます。 
 
そう考えると、洋画に登場する女優たちは
和装ではないので、男性と同じように文字盤を
手の甲側に向けていても問題なかったのですね。
 
そして、成人式や七五三などの非日常でしか着物に
袖を通さない現代人女性は、自然に文字盤が外側に
なるように時計をはめているのでしょう。
 
来日歴3年のフランス人男性にこの話題をふると
「文字盤を手首側に向けて時計をはめるということは、
指輪の石も逆さまにつけるのですか?」と
不思議そうに聞き返されました。
 
世界基準ではちょっぴり変わった感覚なのかもしれません。
 
とはいえ最近、若い女性の間で、腕時計を内側にはめることが
静かなブームになっているそうです。
 
この頃よくある「和風の良さを再確認」というような
シロモノなのかと驚きましたが、どうも違うみたいです。
 
なんでも、インスタ映えを気にしてとのこと。
 
しかし、インスタグラムに投稿する画像と、
時計を内と外のどちらにはめるかというのが
関係あるのでしょうか?
 
化粧品やチケットなどを手に持った写真を載せるときに、
手と一緒にネイルを見せたいときには、
 
どうしても手の甲ではなく、手首側に指を曲げることになります。
 
すると、せっかくだからマニキュアを塗った爪と一緒に
自慢の腕時計も見てほしい!
 
という乙女心が働き、結局、腕時計を内側にはめるという
結論に達しているそうです。
 
微笑ましい話ではないですか。
 
さて、腕時計を手首側にはめるだけではなく、
日々の生活でも極力、手の内側を見せるような
動きを心がけていると、
 
肩に余分な力が入らずエレガントに振る舞えますよ。
 
立っている時には、手のひらが上に向けるようにして、
さらに肘を伸ばすと、首が前に出ずスッと女性らしい
立ち姿に。
 
座るときには膝のあたりではなく、できるだけ
太ももの付け根の辺りに手の甲を押しつけて、
手のひらを見せるように手を置くと優雅ですよ。
 
腕時計の付け方を工夫するだけでも、
いろいろな発見があるものですね。
 
だから、美容と健康法の研究はやめられませんね!
 
 
 
 
 
  
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 
 
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