2019/6/13
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地球環境は今・・プラスチックゴミのない未来は到来するのか |
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地球環境は今・・・プラスチックゴミのない未来は到来するのか? 食品パッケージや携帯電話・家電・医療機器などに使われている プラスチック。「熱に強い」「柔軟性がある」「軽い」「腐食を起こしにくい」 「ガス遮断性が高い」「衛生的」と言ったメリットがあり、我々の日常において 欠かすことのできない素材の一つになっています。 ご存知の通り、プラスチックはセ石油で出来ている、 燃やした時に発生するダイオキシンは、環境を攪乱する 因子として問題視されている。 ところが、ダイオキシンが発生するのは炭素、酸素。水素。塩素に 熱が加わる過程であり、プラスチック単体をのみを完全焼却させただけで ダイオキシンが発生することはあり得ない、 (生じるのは、二酸化炭素、水、熱のみである)。 確かに廃棄物を燃やした時に有毒ガスが発生するが、 人体に悪影響を及ぼすレベルではない。 プラスチックによる健康被害は根も葉もない噂のように思われるが、 別の切り口からメスを入れたのがニューヨーク州立大学の研究グループ である。 同大学の研究者らはボトル入りのミネラルウォーターから 極小のプラスチック片(マイクロプラスチック)を検出したのだ。 調査対象となった国はアメリカ、ドイツ、メキシコ、ブラジル、中国、 インド、インドネシア、タイ、レバノンの9ヵ国。 検出されたプラスチック片のほとんどがキャップに使用される素材と 同一であったことから、製造工程での混入な可能性が濃厚であると 研究者らは見ているようだ。 さえあに、我々が日常生活で消費する製品すべてにプラスチック片が 含まれている可能性を示唆している。 したがって、プラスチックを取り巻く問題を軽視するわけにはいかないだろう。 プラスチックによる健康被害を減らすべく、 プラスチックフリーな製品の開発が世界各地で進められている。 英国のケンブリッジに拠点を置く技術系スタートアップCambondは 4万ポンドの資金を調達し、プラスチックに代わる植物由来の原料を 開発中だ、 多種多様なバイオマス繊維・ポリマーにより構成される 植物由来樹脂「CAMPOSITE」を生み出すプロジェクトは 順調に進んでおり、最近ではさらに11万ポンドの資金調達に成功した。 プラスチックを植物由来の原料に置き換える試みは、 子供達に人気の玩具ブランド「レゴ」でもなされている。 レゴでは20種の素材を使って3700種を超えるブロック (パーツを含む)を生産しているが、その80%は石油由来のABS樹脂で 占めている。 そこで、同社は「2030年までに、全商品から石油由来のプラスチックを 完全排除し、持続可能な新素材を採用する」と宣言。 2年半にわたる研究開発の末、生み出されたのが サトウキビ由来のブロックである。 60年前に生産されたブロックとの整合性の面でクリアしており、 現在では「2018年末までに全商品の2%を新素材で生産する」 という新たな目標の達成に向けて取り組んでいる最中です。 世界100ヵ国以上の国や地域にて店舗を展開するハンバーガーチェーン 「マクドナルド」でも、プラスチックフリーの取り組みを推進中、 世界には36000を超える同社の店舗が存在しており、 毎日プラスチックゴミを含む大量のゴミが各店舗で廃棄されている。 とはいえ、病気などの事情によりストローを使わないと飲めない方 もいるため、プラスチックのストローを製造するという選択肢は 言語道断だ。 そこで、同社の英国法人は現在広く使用されている プラスチックのストローの代わりに紙のストローを提案するとともに、 包装紙を100%再利用可能なものにすることで合意した。 紙のストローに使用される素材は原則として、 再利用や生物分解が可能なものとするとしている。 2018年4月より英国内の2店舗にて試験的に実施し、 その後様子を見ながら英国内へと活動の城を広げていく 予定だという。 数年後には、日本のマクドナルドの店舗でも紙のストローを お目にかかることになるかもしれない。 プラスチックを環境にやさしい素材に変える取り組みは、 もうすでに世界中で始まっている。 プラスチックゴミのない未来はもう目の前だ。 1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、
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