2019/10/18

全国の河川水質Aランクが4%ダウン

 全国の河川水質Aランクが4%ダウン
 
 
 
今、海や川で問題になっているのが水質汚染です。
 
このままだと家庭から出る洗剤や工場からの化学物質
などで海や川の生態系が崩れ、
 
魚たちが生きていけなくなってしまいます。
 
「そんなこと言ったって下水処理場があるじゃないか」
 
と思われるかもしれませんが、実は日本にもまだ
下水処理場が整っていない地域もたくさんあるのです。
 
確かに水俣病やイタイイタイ病の頃に比べると
かなり日本の河川の水質は改善されてきましたが、
 
まだまだ化学汚染に汚染された河川は多くあるのです。
 
ちなみに琵琶湖の水質は以前よりかは改善してきていますが、
 
昔のようなきれいな琵琶湖と比べると程遠い状況になっています。
 
国土交通省が調査した全国の代表的な河川295地点の
水質データーがあります。
 
 
 
 
 
 
ランクA、 川の状態
 
泳ぎたいと思うきれいな川。
顔を川の水につけやすい。
川の中や水際にゴミは見あたらない。
 
透明度  100以上
計測ヶ所 58 地点
割合    20%
 
 
ランクB 川の状態
 
川の中に入って遊びやすい。
川の中や水際にゴミは目につくが我慢できる。
不快でない。
 
透明度   70以上
計測ヶ所  143地点
割合     48%
 
 
ランクC 川の状態
 
川の中には入れないが、川に近づくことができる。
川の中や水際にゴミがあって、水に鼻を近づけると
不快な匂いを感じる。
 
透明度     30以上
計測ヶ所    72地点
割合       24%
 
 
ランクD   川の状態
 
川に近づきにくい。
川の中や水際にゴミがあって、水に鼻を近づけると、
とても不愉快な匂いを感じる。
 
透明度     30未満
計測ヶ所    22地点
割合       7%
 
 
CランクとDランクをあわせても31%の河川が汚いだけだから
安心でしょうか。
 
それは違います、
 
半分が汚染されたら終わりです。
 
そうなるまであと19%しかないのです。
 
当然、山頂部や上流はきれいです。
 
そのデーターも含まれているため「日本の河川はきれいだ」
 
と解釈するのは大きな間違いです。
 
また、わずか3年でAランクが4%ダウンしDランクが3%アップ
しているのです。
 
こういった状況を踏まえると環境浄化、水質改善は
これからも必須条件になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、

 

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