2021/5/14
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美容と健康法 |
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美容と健康法
ある職場の休憩室は畳でした 当然のことですが、 入るときには靴を脱ぎ、 出るときには再び靴を履かなければ なりません。
穴が開いたソックスを履いて出勤 というのは論外だとしても、 外反母趾や扁平足など、 普段ならば足の中に押し込まれて 見えない部分を見たり、 あるいは見られたりするのは 日常茶飯事なのです。 少し前の話になりますが、 短期アルバイトに来ていた 50代くらいの女性は脚が まっすぐで驚きました。 それもシュッと細く 引き締まっています。 足指も曲がっていません。 おまけに膝も小さいと 良いとこづくめ、 いいなあーと 思っていたら、 20代の時には誰もが知っている 国産車のショウルームレディー だったというのではありませんか。
ああ、なるほど。 長くスラリとした脚に ミニスカートの背服が 良く似合った事でしょう。
脚線美をキープするためには、 結構お金と時間を使っている ものなのか? 気になります。
すると意外なエピソードを 打ち明けてくれました。 なんと彼女は物心ついた頃から、 いいえ、
つく前から足で物を掴んだり、 作業をしたりしていたと言うのです。 例えば 冷蔵庫の側面にマグネットで プリントを貼り付ける作業を 足の指でしたり、 エアコンの電源のONとOFFも 足を延ばして行うのだとか。 「お行儀が悪い」と 怒られたりしそうなものですが、 むしろ、 ご両親は積極的に足を使うことを 勧めていたというではありませんか。 その理由としては、 足の指を効率よく動かすと、 脳の働きが活発になるからです。 また、 足指を鍛えると 全身の筋肉に刺激を与え ることができて、 身体の使い方が上達する ということでした。 そこで思い出したのは、 子供の頃に観た ドキュメンタリー番組です。 先天的に極端に手が短いために、 日常生活全般を足で補っている 女性の日常生活を描いたその作品は 本当に衝撃的でした。 彼女が足指にペンを挟んで 文字を描いたり、 足の指だけで包丁を 扱う様子を、 私は手品を見るような 気持ちで眺めていました。 当時は 「人間の能力はすごいなぁ」と 感心するばかりでしたが、 手を使う場面を徹底的に 足で行うとなれば、 足に指はもちろんですが、 ふくらはぎのしなやかさや 股関節の柔軟性も必要に なってきますよね。 足の裏には 第二の心臓と呼ばれるくらい 全身のツボが集中しています。 ふくらはぎや太ももは、 全身の中でも特に筋肉が 多い部分。 そして股関節の動きが 滑らかになると、 脚が細くなるだけではなく、 肩が下がり首が長く 見えるようになるのです。 つまり手に頼っている 動作が足でできるようになると、 かなりの美容と健康効果が 期待できるのではないでしょうか。 とはいっても 今になって私が、 ある日突然、 足指で作業することに目覚めても 足で包丁を 握るのはちょっと無理があり そうです。 そこでまずは 湯上りにバスマットを 足で引き寄せてみました。 けれどもほんのわずかに 足の甲を伸ばしただけで、 足がつってしまうのです。 ほとんど使わなかった為なのか、 足の指全体が退化してしまった のでしょうか。 これではいけないとドラッグストアで、 足指パットと呼ばれるシリコンゴムを 買ってきました。 これは輪っかを親指と薬指にはめて、 人差し指と中指の間に突起をねじこむ 仕組みになっています。 強制的に足の指を開かせるという コンセプトですが、 確かに縮こまっていた足の指が 解放されるのが実感できます。 このパットを装着して歩くと、 自動的に足の裏が刺激され、 骨盤の歪みが矯正されるそうです。 やはり私が考えた通り、 足が器用に動くようになると、 全身に良い影響を与える ことが出来るのですね。 足パットをつけてから まだ半月しか経っていませんが、 丸まっていた左の薬指が 少しづつ真っすぐになって きたのを実感しています。 ちなみに、 足指じゃんけんの グーとパーは出来ますが、 チョキはまだちょっとばかり 無理があります。 くどいようですが、 足の指でリンゴの皮を剝くことは 難しくても、 足指に鉛筆を握らせて、 ひらがなを書くくらいまでには、 (ひょっとすると) 出来るようになるかもしれません。 ビューティ&エコワンより 1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、 あなたなら出来ます応援しています |
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