美容と健康法 | 美容と健康法 年齢は顔ではなく 手の甲と首筋に出る と初めて聞いたのは、 もうだいぶ前です。 その時、 私はまだ小学生くらいでしたが、 ぎょっとしました。 なぜなら物心ついた頃から、 すでに私の首にはくっきりと 2本の輪っかのようなシワが 刻まれていましたから。 40代くらいまでならば、 つるんとした首をキープしている人は、 まだまだ多いですよね。 でもその一方でよく観察してみると ピカピカのランドセルを 背負っている子供なのに 首には幾重にも線が入っている、 という場合も結構あるのです。 なぜでしょうか? アトピーのような質感の 肌の人は、 幼いお子さんでも首輪のような シワが刻まれていることが 珍しくありません。 ただ私自身は花粉症は ひどくても、 現時点ではアトピーでは ありません。 だから、 このケースには当てはまらないのです。 そこで電車や街中で人々の首ばかり 観察してみました。 すると、 ひどい猫背だったり肩が内向きに 付いていたり、 首が前に出ているストレートネック の方は年齢を問わず、 首に溝のようなシワが入っていることに 気がつきました。 骨盤が後ろに傾いているため、 猫背気味の典型的な日本人体型。 と言う意味では、 私も例外ではありません。 反対にグレーヘアになっても、 シワのないネックラインを キープしているのは、 バレリーナのように姿勢の良い方 ばかりではありませんか。 確かに、 うつむいたり、 前かがみになる 時間が増えると、 首の前側が圧迫されて シワが寄るのは自然の原理。 そして首筋は皮膚が薄い部分です。 だから、 感想や紫外線などのダメージを 受けやすい箇所と言えるでしょう。 つまり、 老化現象が真っ先に首に 現れるのは、 あるいみでは仕方ないことなのだと 納得しました。 ところが中学生の時には、 首に2本の深い溝があった 私ですが、 今は実は1本減ったのです。 以前に声を使う仕事をしていた時に 現在でも咽喉を保護するために 秋冬は首にストールをグルグル巻き にして、 真夏でもスカーフで保護しているので、 直射日光や乾燥から肌が守られている、 というのが大きな原因かと 思っていました。 しかし、 この2年ほどの間、 逆ハの字型のデコルテを 水平に戻すために、 身体の使い方を意識したことが 功を奏したのかもしれません。 貝殻骨とも呼ばれる鎖骨は、 本来ならば真っすぐのはずなの ですが、 私の場合やや上あがり気味。 この骨は肩甲骨と繋がっているため、 肩のラインと直結しています。 スッと長い首と、 なだらかな女性らしい肩になるためには、 どうしたらいいのか、 ずっと悩んでいました。 くるくると首を回したり、 肩甲骨はがしにもチャレンジ しました。 けれども効果はイマイチです。 また、 バレエの基礎で口を酸っぱくして 言われる、 「肩を下げろ」 「肩を上げずに腕だけを上げる」 というのも、 運動神経の鈍い私は、 どうもピントきません。 ただ、 肩の位置が下がるとデコルテが 美しくなるというのは、 理論的には納得できます。 だから、 ああでもない、こうでもないと、 試行錯誤を繰り返してきました。 そこで最近、 覚えたのがこの方法です。 まず、 立っている時も座っている時も、 うなじをうしろから つかまれているような 気持ちで、 しっかりと引きます。 よく言われる 「顎を引く」のではなく、 あくまで引くのは襟足。 その状態でさらに胸 (アンダーバーストの辺り) を下げることを意識します。 すると、 へその奥に力が入り、 骨盤が真っ直ぐ立つのが 分かります。 この状態を体力と気力が 続く限り意識して過ごしたところ、 少しずつではありますが、 首と肩の間の空間が 広がってきました。 V字になったデコルテが直線には、 まだほど遠いのですが、 鏡をのぞくと首の下側のシワが 消えて、 上のシワも左側は言われなければ 分からない程度にまで薄くなって いるではありませんか。 あとは顎のすぐ下にある 右側の溝が目立たなくなれば 良いのですが、 でも、 ほんの10歳にもならない時分から 濃く刻まれていたシワが浅くなった のですから、 かなりおどろきました。 40歳を前にして、 10代の時よりも自分の首に 自信が持てそうです。 SAYAKAより <参考:BEAUTY&ECOONE> 1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、 |
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