「あれ? いま何しようとしてたんだっけ?」
「ほら、あの人、名前なんていうんだっけ?」
「昨日の晩ごはん、何食べんたんだっけ?」……
若い頃は気にならなかったのに、
いつの頃からか、
もの忘れが激しくなってきた。
「ちょっと忘れた」というレベルではなく、
「しょっちゅう忘れてしまう」「名前が出てこない」のが、
もう当たり前。
それもこれも「年をとったせいだ」と思うかもしれない。
けれど、ちょっと待った!
それは、まったくの勘違いかもしれないのです。
そこで参考にしたいのが、
認知症患者と向き合ってきた
医師・松原英多氏の著書
(ダイヤモンド社)
若い人はもちろん高齢者でも、
「これならできそう」「続けられそう」と思えて、
何歳からでも脳が若返る秘訣を明かした1冊。
本稿では、本書より一部を抜粋・編集し、
脳の衰えを感じている人が陥りがちな勘違いと
長生きしても脳が老けない方法を解き明かす。
知っておきたい
「糖質」「血糖」「血糖値」
(血糖とは、細かくは血中のブドウ糖[グルコース]のことです)。