始めた日から毛細血管がよみがえる!
根来式 毛細血管トレーニング
風邪をひきやすくなった、
眠れない、疲れやすい。
そんな大人女性の悩みを一気に
解決してくれるのが「血行」です。
病気知らずの若々しい体をつくる
「毛細血管力」について、
根来秀行先生に教えてもらいました。
教えていただいたのは・・・
医師・医学博士
根来秀行先生
食事、運動、
入浴で全身の血流量を増やす
毛細血管力を高める第一のステップは、
血流を増やすこと。
「血流が増えれば毛細血管に内圧がかかるので、
ゴースト化し始めた毛細血管の形をきちんと
キープすることができます。
また、血液中に含まれた修復因子の働きで
血管が修復されて、
ゴースト血管が復活することも」
血流が増えれば、
成長ホルモンや免疫細胞も必要な場所に届きますし、
酸素や栄養が全身の細胞に行き渡ることで、
さまざまな不調食事、運動、
入浴で全身の血流量を増やすも改善されます。
具体的な対策は、食事、運動、
入浴の3つです。
食事では、
下で紹介した食材に加え、
抗酸化作用のある食品や発酵食品、
食物繊維も、毛細血管力アップに役立ちます。
3食を規則正しくとることも大切です。
運動は「ウォーキング+筋トレ」の
組み合わせがいちばん。
1日20分の運動習慣を未来の
自分のためにぜひ身につけて。
食事
毛細血管を強くする「Tie2」の活性化食材に注目
シナモン、ヒハツ、ルイボスティーには、
毛細血管の内皮細胞にある「Ti e2(タイツー)」を
活性化する働きがあります。
Tie2が活性化すると、毛細血管が丈夫になるうえ、
ゴースト血管の復活や血管の新生も期待できます。
ヒハツは1日数g程度、シナモンは1日2g程度まで。
ルイボスティーは1日1杯が目安です。
血管やホルモンをつくるたんぱく質をとろう
たんぱく質は、血管や免疫細胞、
ホルモンの材料となる栄養素。
なかでも、
たんぱく質を構成するアミノ酸の一種
「トリプトファン」は交感神経を鎮める
「セロトニン」の材料にもなります。
トリプトファンが多いのはナッツ類やバナナ、
乳製品など。
ビタミンB6や炭水化物を一緒にとると効率的です。
血管を傷つけず、若々しく保つ食事の基本
● 塩分・糖質のとりすぎに注意
● 抗酸化作用のある食品を摂取する
●「 腹八分目」を心がける
● 3食、規則正しく食べる
● 血管によい脂質をとる
● 発酵食品や食物繊維をとる
根来式 毛細血管トレーニング
運動
「ウォーキング+筋トレ」が
最大の効果を上げる
血流を増やし、
心肺機能を高めるウォーキング。
できれば17~19時の間に歩くと、
睡眠中の体のメンテナンスが効率よく行えます。
歩く前に5分間の筋トレを加えるとなお◎。
鍛える部位は毎日替えましょう。
こんな筋トレも
【つま先立ちエクササイズ】
椅子に座り、
両足のかかとをゆっくり上げて
つま先立ちになります。
次にゆっくりかかとを下ろします。
ふくらはぎの筋肉を意識しながら繰り返して。
椅子に座り、
左右の太ももの内側にギューッと力を入れて
くっつけるようにし、そのまま10秒間キープします。
入浴
ぬるめのお湯につかって
血流も睡眠の質もアップ
熱い湯につかると交感神経が刺激されるので、
38~41℃のぬるめのお湯につかるのがポイント。
10分くらいつかると、
副交感神経が優位になって、
毛細血管の血流が増えます。
また、入浴で深部体温を上げておくと、
その後、
深部体温がグッと下がって自然な眠気を催します。
就寝の1~2時間前までに入浴するのがベストです。
泡立てた石けんをつけた手のひらや指で、
やさしく体を洗います。
順番は「頭部→胸→肩→ひじ→手→背中→
腰→おしり→太もも→膝→足」です。
「上から下、中心から外」という
リンパの流れを意識して。
その後、足から頭に向かって、
やや熱めのシャワーで石けんを洗い流します。
イラストのリンパ節は詰まりやすいので、
押しほぐしておきましょう。
手首のストレッチ
手のひらを上にして右腕を伸ばし、
左手で親指以外の4本の指をつかんで、
手首を反らせます。10回繰り返したら、
反対側も同様に。
首のストレッチ
息を吐きながら、
首をゆっくり前と後ろに倒します。
次に首を前から左回りでゆっくり大きく回します。
右回りも同様に、
3回ずつ。
足腰のストレッチ
床に座り、両脚を開きます。
背筋を伸ばしたまま、
上半身をゆっくり倒して左脚に近づけます。
反対側も同様に5回ずつ。
股関節のストレッチ
床に座り、両足の裏を合わせます。
背筋を伸ばしたまま、
上半身をゆっくり前に倒します。5回。
<参考: >
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
RupanPart-1 by サロンデイレクター