2024/5/15

「ネガティブ思考」を一瞬で変える、 輪ゴム1本でできる “魔法の方法”とは?

 
 
 
 
 

「ネガティブ思考」を一瞬で変える、

輪ゴム1本でできる

“魔法の方法”とは?

 
 
 
 
「ネガティブ思考」を一瞬で変える、輪ゴム1本でできる“魔法の方法”とは?

 

 

ポジティブ思考は


「輪ゴム1本」で身につけられる

 
 

ビジネスパーソンとして成功するためには、

できない理由ではなく、

やる方法を考えなければいけません。

 

 

 

一時期流行したビジネスパーソン向けの

成功プログラムのほとんど全てが

ポジティブ思考(積極志向)を作り出す

プログラムだったことからも、

多くの人が悩むポイントであることが分かります。

 

 

 実際に、

当社の朝礼で毎日読んでいる

「Way」(理念、行動規範)には

「できない理由よりやる方法」とあるのですが、

ネガティブ思考の人はできない理由ばかり

考えて実行に移せません。

 

 

ほとんどの人は素晴らしい

潜在能力を持っています。

 

それを全て引き出せるかどうかが

成功の分かれ道になのですが、

ネガティブ思考(消極志向)では

ほとんど引き出すことができません。

 

 

 
輪ゴムを使った思考の切り替え訓練法です。
 
びっくりするほど簡単ですが、
 
効果は絶大。
 
 
私も30代の時に実践したのですが、
 
思考がガラリと変わりました。
 
 
 
 
 
ネガティブ思考も、怒りや不安も
 
 

全て不要な感情

 

 

何かの折りに読んだ本に書いてあった

訓練法だと思うのですが、

やり方は簡単です。

 

 

左手の手首に輪ゴムをはめる。

 

ネガティブ思考に陥りそうになったら、

手首の輪ゴムを引っ張って放す。

 

その痛みでネガティブ思考が消えて、

ポジティブ思考に切り替わる。

 

怒りや不安の感情が生まれた時も、

 

パチンとやる。

 

するとハッとして怒りや不安の

感情を断ち切るのです。

 

 

 

この方法を実践し始めた当時、

私は30代前半でした。

 

四六時中左手首に輪ゴムを巻き、

1年間ほどネガティブ思考を断ち切る

訓練を続けました。

 

 

その結果、

今では輪ゴムを引っ張らなくても

ネガティブ思考を断ち切ることができるようになり、

 

ネガティブ思考に陥ったり、

怒りの感情や悲しみの感情が

湧いたりしてもすぐに

 

「こんなことを考えていても無駄だ」

と気づいて思考をコントロール

できるようになりました。

 

もちろん、

今でもネガティブな感情は出ます。

 

大切なことは、

出来るだけその時間を短くすることなのです。

 

脳はネガティブなことを考えながら同時に

ポジティブなことを考えることができません。

 

しかも優先順位はネガティブ思考の方が先で、

ポジティブ思考が後なのです。

 

 

だからこそ、

思考の切り替えを輪ゴムの“パチン”で行うのです。

 

 

恐らく左手首の輪ゴムを思い出して

引っ張ろうとした時には

「自分を客観的に見ている自分

(ネガティブ思考を持ってはいけないという自分)」

が現れていて、

ポジティブ思考に切り替わっているのだと思います。

 

 

その状態から“パチン”とやって

痛みを意識することで、

ネガティブ思考を完全に

断ち切ることができるのです。

 

 

おかげさまで、

私はポジティブな感情を持てる時間が増えたせいか、

著書(単著)も160冊を超え、

[20名足らずの小さな会社ですが

経営も比較的うまくいっています。

 

5社の社外取締役や大学の客員教授

などもさせてもらっています。

 

これもポジティブな感情のおかげだと思っています。

 

 
 

リーダーに求められるのは


ポジティブ思考と慎重さの「両立」

 
 
 

リーダーが思考のコントロール法を

身につけることはとても重要です。

 

リーダーがポジティブ思考なのか

ネガティブ思考なのかは、

部下たちのやる気に影響を与え、

チーム全体のパフォーマンスを左右するからです。

 

 

サントリー創業者の鳥井信治郎さん、

息子の佐治敬三さんの

「やってみなはれ」という言葉は、

まさにポジティブ思考の表れです。

 

 

ただし、

「やってみなはれ」は、

むやみやたらに突っ走れという意味ではありません。

 

稲盛和夫さんが

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、

楽観的に実行する」とおっしゃっているように、

 

目標を設定するときには楽観的に大胆に考え、

計画するときは起こりうる全ての

事態を想定して慎重に練り、

 

実行の段階ではできるという

自信を持って楽観的に事に当たるのです。

 

 

リーダーのネガティブ思考は部下の

士気を下げる効果しか無いので論外ですが、

ポジティブ思考だけでもうまくいきません。

 

 

ポジティブ思考の中にも

「慎重さ」が必要で、

その両方のバランスをうまく取ることが

リーダーには求められます。

 

 

 

<参考:小宮一慶>