2024/5/16

【40代、50代】レイナ流メイクの極意/ 頰が上がり、 たるみが目立たなくなるマッサージ

 
 
 
 
 

【40代、50代】レイナ流メイクの極意/

頰が上がり、

たるみが目立たなくなるマッサージ

 
 

 

そのうえで、

年齢を重ねた自分に自信が持てて、

他人に不快感を与えない、

「居心地のよさ重視」の

メイクをするのがレイナさん流。

 

今回はメイク前の顔のコンディションを

上げるマッサージを紹介!

 

 

 

【教えていただいた方】

 

 

レイナ

 

1978年生まれ。大学卒業後、

大手化粧品メーカー勤務を経て独立。

その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、

文化人からの指名も多数。

女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、

 

 

誰でも「幸せ美人顔」にする

カリスマ、レイナさんが、


自身が毎日行うルーティンメイクを公開

 

 

シミ、シワ、たるみ、くすみなど、

加齢による肌老化が目立ってくる40代、50代。

 

 

それらの老化サインが気になるあまり、

メイクで隠すことばかりを考えがち。

 

 

でもそれが逆効果になることも…。

 

 

今回は、

悩み多き40代、50代がきれいで

若々しくいるためのメイクを、

同じOurAge世代でもあるレイナさんに

教えていただきました。

 

 

 

レイナさんは、

プロのメイクアップアーティストとして

第一線で活躍しながら、

自身のプライベートサロンで長年にわたって

一般女性にメイクレッスンを行ってきた、

美人顔づくりのカリスマ。

 

 

そのメイク術は、

メイクに苦手意識を持つ女性でも

簡単に実践でき、

見違えるように生き生きとして

メリハリ感がアップすると評判です。

 

 

 

1-1 メイン レイナ 本

メイクアップアーティスト レイナさん

 

 

自分の顔立ちやパーツを最大限に生かして

きれいになるのが、レイナ流メイクの極意。

 

 

 

流行を追ったり、

人にアピールするメイクとは違う、

自分の顔のいいところをMAXまでのばして、

ハッとするほどきれいに見せることができるメイクです。

 

 

このレイナ流メイクを行うことで、

気になっていた老化サインも、

不思議と目立たなくなる…。

40代、50代は必見です!

 

 

 

レイナ流、心地よく一日を過ごすための


「気負わずきれい」な大人メイク。


最初はマッサージから!

 

 

レイナさん自身が毎日実践しているメイク。

 

そのルーティンの内容は、

ここ数年、

ほとんど変わっていないといいます。

 

 

ここでは、レイナさんご本人が登場。

 

毎日行っているルーティンメイクを

見せていただきました!

 

 

 

メイク前のマッサージからメイク終了までに

かかる時間は7~8分ですが、

じっくり見ていただくために、

その工程を全10回の連載記事に分けてご紹介。

 

 

 

すっぴん顔からスタートし、

上の写真のハッピーオーラあふれる

レイナさんに仕上がるまで、

どのようにプロセスを積み上げていくか、

とくとご覧いただきながら、

ポイントを学んでいきましょう。

 

 

 

今回のテーマは

「マッサージもメイクの立派なルーティン」。

 

 

メイクのページなのにマッサージ?

と思った方もいるかもしれませんね。

 

 

 

「マッサージもメイクの立派な

ルーティンなんですよ。

 

 

朝、起き抜けの肌は、

大人なら誰しもちょっとくすんで、

むくみやたるみなどでもたついているもの。

 

 

そんな状態でメイクを始めると、

嫌な部分をカバーしなくては!

という意識が働いて、

覆い隠すような厚塗りメイクになり、

その結果、

くずれも起こりやすくなって

しまうんです」とレイナさん。

 

 

 

 

メイク前

「マッサージする前」と

「マッサージした後」を比べると…

 
 
 

1 ビフォア レイナ メイク さしかえ後 本データ

 

 

 

上はすっぴんで、

マッサージする前のレイナさん。

 

 

5 レイナ メイク アフター さしかえ後本データ

 

マッサージをした後は、

この写真のように、

 

 

すっぴんでありながらも、

肌に透明感とツヤが増し、

頰の位置が少し上がって、

ほうれい線が薄くなり、

 

フェイスラインもすっきり。

表情もソフトに。

 

 

「微差に見えるかもしれませんが、

この微差こそが大事。

 

 

ベースメイクの厚塗りを防げますし、

マッサージをして元気に上向いた

自分の顔を鏡で見ると、

不思議とメイクに対しても前向きになれます。

 

 

 

義務ではなく楽しむことが、

大人のルーティンメイクにとって

どれだけ大事か!」

 

 

マッサージ・プロセス1 

まずは「脇もみ」からスタート

 

 

脇は、

肩や首、腕などとつながる

大きなリンパ節があり、

血流の通り道でもあります。

 

 

ここをほぐすことで老廃物が

流れやすくなります。

 

 

 

「あえて顔から遠いところからスタート。

 

私は朝、洗面所に向かう途中、

歩きながら行っています」

 

 

 

【1】

1-4 レイナ メイク

 

 

4本の指を脇の下に差し込み、

親指でつかんで、もみほぐします。

 

 

 

【2】

1-3 レイナ メイク

 

 

次に、

親指を脇の下に差し込み、

4本の指で背中側をつかんでもみほぐします。

 

 

【1】と【2】を、左右の脇、両方で行います。

 

いずれもイタ気持ちいい範囲で。

左右合わせて30秒くらい。

 

 

 

マッサージ・プロセス2 

鎖骨とフェイスラインを「2本指スライド」

 

 

鎖骨とフェイスラインのリンパを流し、

むくみやもたつきをすっきりさせます。

 

 

呼吸を意識し、

スライドさせるときに息をフーッと吐くのがポイント。

 

 

「洗顔後、化粧水が肌になじむまでの

時間を利用して行っています。

 

 

肌が潤っているのでフェイスラインも指が

スムーズにすべり、

肌に不要な摩擦をかけません」

 

 

 

【1】

1-6 レイナ メイク

 

 

人差し指と中指で鎖骨を挟み、

中央から肩に向かってスライド。

 

これを、

左右両サイドで行います。

 

 

イタ気持ちいい範囲で。

左右合わせて10秒くらい。

 

 

【2】

1-5ー1 レイナ メイク

 

1-5-2

 

 

左右の手の人差し指と中指をかぎ形に曲げ、

フェイスラインを挟んで、

あごの中央からエラのあたりまで、

息を吐きながら圧をかけてスライド。

 

 

イタ気持ちいい範囲で、10秒くらい行います。

 

 

 

マッサージ・プロセス3 

「頰上げ」「眉もみ」「側頭筋ほぐし」 

 
 

たるみ解消、目力アップ、

血流アップのためのマッサージ。

 

 

呼吸を意識し、

息を止めずに行うよう心がけて。

 

 

 

「こちらは、化粧水の後、美容液や乳液をつけて、

なじむまでの時間を利用して行っています。

 

 

 

意識しないと呼吸が浅くなりがちな私たち。

 

息をフーッと吐くと筋肉が緩んで、

顔や頭がほぐれやすくなります」

 

 

 

【1】

1-9 レイナ メイク

 

 

両手を軽く握って頰骨の下に当て、

4本の指の第1関節と第2関節の

間の面で圧をかけます。

 

 

テーブルにひじをついた状態で行うと、

より圧がかかりやすくて効果的。

 

 

これを15秒くらい行います。

 

 

 

【2】

1-8 メイク レイナ

 

 

左右の手の親指と人差し指で、

眉をつまんでもみます。

 

眉頭から眉尻まで、

眉全体をまんべんなく。

 

 

これを10秒くらい行います。

 

 

 

【3】

1-7 レイナ メイク

 

 

左右の耳の上から、

手の4本の指を髪に差し込み、

小さな円を描くように両手で同時に頭皮をマッサージ。

 

 

しっかりと圧をかけながら行って。

 

これを15秒くらい行います。

 

 

 

「マッサージといっても、

難しいテクニックや道具は必要なし。

 

 

『プロセス2』と『プロセス3』は、

スキンケアの途中に、

正味1分ほどで行えますので、

習慣化しやすいと思います。

 

 

これも生き生き感とメリハリを

アップするための『メイクの一部』と思って、

ぜひやってみてくださいね」

 

 

 

 

──上で紹介した「プロセス1」~「プロセス3」のマッサージは、

レイナさん本人はもちろん、

仕事でモデルさんにメイクする前にも

行っているのだそう。

 

 

 

これをやるとやらないのとでは大違い。

 

 

頰をはじめ顔全体のパーツが上向き、

下がっていた部分が上がったことで

顔の暗い影が減り、

全体に明るい印象になりました!

 

 

ぜひ取り入れてみたいメソッドですね。

 

 

 

<参考:メイクアップアーティスト レイナ>