2025/1/12

イカの骨からできたスポンジが、 99.8%のマイクロプラを 吸収することが判明

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

イカの骨からできたスポンジが、

99.8%のマイクロプラを

吸収することが判明

 
 
 

世界中で叫ばれる「脱プラスチック」の掛け声。

 

しかし現実は厳しい。

マイクロプラスチックによる

海洋汚染は深刻化の一途をたどり、

生態系への影響も懸念されている。

 

 

そんななか、

私たちの食卓になじみ深い「イカ」が、

問題解決の糸口になるかもしれない。

 

それも、これまで捨てられていた「」が……!

 

 

イカ骨スポンジ、驚異の浄化能力

 
 

イギリスの建築デザインサイト「Dezeen」によると、

中国の研究チームはイカの骨と

綿繊維から作られたスポンジで、

 

水中のマイクロプラスチックを

最大99.8%も除去することに成功したという。

 

 

武汉大学と广西大学の研究チームは、

イカの骨格を形成する

キチン」というバイオポリマーに着目。

 

これを綿繊維由来の「セルロース」と

分子レベルで融合させることで、

マイクロプラスチックを効率的に

捕捉する網目状の構造を作り出した。

 

 

驚くべきはその浄化能力だ。

 

実験室でのテストでこの

イカ骨スポンジ」は水中の

マイクロプラスチックを98~99.8%も除去。

 

さらに、

農業用水の灌漑場や湖、貯水池、

沿岸水域という4つの異なる環境で試した結果でも、

変わらぬ効果を発揮したという。

 

 

しかも、

5回繰り返し使用した後でも約95%の

除去率を維持したというから驚きだ。

 

 

低コスト&シンプルな

製造プロセスが生む可能性

 
 
 

イカ骨スポンジの革新性は、

その機能だけにとどまらない。

 

製造コストの低さも大きな魅力だ。

 

 

同記事によると、

製造プロセス自体は既存の設備で

容易に行うことができ、材料も安価で、

毒性がなく生体適合性も高いという。

 

 

このことから、

これまで多くのマイクロプラスチック除去技術が

直面してきたコストや安全性、

環境負荷などの課題をクリアできる

可能性を秘めているのだ。

 

 

サステナビリティの新潮流


「アップサイクル」で未来を変える

 
 

廃棄物として処理されていたものが、

新たな価値を生み出す「アップサイクル」。

 

 

食品ロス削減が叫ばれる昨今、

イカの骨という未利用資源を活用したこの技術は、

 

まさにアップサイクルの好例と言えるだろう。

 

問題はこの技術が実用化され、

広く普及していくかどうかにかかっている。

 

私たちの意識や行動の変化が、

地球の未来を大きく左右するかもしれない。

 

 

食卓に並ぶイカの姿を見ながら、

そんなことを考えてみてはイカがだろうか。

 

<参考: >