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2025/4/13
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人の寿命を左右するのは 遺伝子よりも環境や選択 だという研究結果 |
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人の寿命を左右するのは遺伝子よりも環境や選択だという研究結果これまでの研究で、 人間の寿命には遺伝子の長さが大きな 影響を及ぼしていることが明らかになっています。
一方で、 寿命の長さには遺伝子よりも 生活環境やライフスタイルの方が 重要であると、
ハーバード大学医学部などの 研究チームが伝えています。
今回、 ハーバード大学医学部の 研究チームは、
イギリスの大規模バイオバンクである UKバイオバンクで収集された 49万2567人分の遺伝子情報や医療記録、
ライフスタイルなどの情報を用いて 分析を行いました。
合わせて研究チームは体内の タンパク質が時間の経過とともにどのように 変化するかを分子レベルで調べ、
人の年齢を特定する 呼ばれる手法を用いて、
個人の体が実際にどのくらいの速さで 老化しているかを推定しました。
なお、プロテオミクスプロファイリングには 4万5000人以上の参加者の 血液サンプルが用いられました。
164の環境要因と、 参加者の疾患の遺伝的要因を評価しました。
環境要因には、 喫煙や身体活動の量など、 ライフスタイルの違いに加え、 生活条件や世帯収入、 雇用状況などの社会的要因、 幼少期の体重などの初期の 生活要因が含まれていました。
以上の環境要因や遺伝的要因が、 冠動脈疾患や2型糖尿病など、 22の主要な加齢に関連する疾患や死亡率、
プロテオミクスプロファイリングによって 決定される生物学的老化とどのように 関連しているかについて調査を行っています。
これらの分析により、 研究チームは老化と早期の死亡に対する 環境要因と遺伝的要因の関係性を 推定することができるというわけです。
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分析の結果、 疾患関連の死亡率に関しては、 研究チームの予想通り、
年齢と性別が人々の寿命の変動の 約半分に関連していることが明らかになりました。
さらに、 環境要因が寿命の変動の約17%を占めているのに対し、 遺伝的要因が占める割合は2%未満でした。
これは、 環境要因が遺伝的要因よりもはるかに 健康と長寿に影響を与えることを示唆しています。
環境要因は最も大きな影響を与え、
一方で乳がんや卵巣がん、前立腺がん、 認知症の発症には 遺伝的要因が強く関連していました。
早期死亡と生物学的老化に最も 影響を与えた環境要因には、
喫煙の有無や社会経済的な地位、 身体活動レベル、生活条件が含まれていたとのこと。
また、10歳の時点で高身長だった場合、 寿命が短くなることも判明しています。
研究チームはこの理由について 明らかにしていませんが、
この結果は 「背の高い人は早く亡くなる可能性が高い」と いうこれまでの研究と一致しています。
研究チームはプロテオミクスプロファイリングの 結果を基に「食事と生物学的老化の間には 関連性がない」と主張しています。
これは、 慢性疾患のリスクと寿命において、 食事パターンが重要な役割を担うという 従来の研究を覆すものです。
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ハッサン・ヴァリー氏は 「生物学的老化の調査を行った対象者の 数が少なすぎたために、
研究チームは食事が老化に与える 真の影響を確認することができなかった」
「この研究における食事データは あくまで自己申告制で、
申告した際の食事の質が 比較的悪かった可能性が高い」と指摘し 「今回の研究結果にかかわらず、
私たちが食べる食品は健康と長寿の 最も重要な柱であると言っても 過言ではありません」と提言しました。
ヴァリー氏は「この研究は長寿における 遺伝的要因の役割を 過小評価している可能性があります。
健康や長寿は環境要因と遺伝的要因が それらの相互作用によって形成され、
今回の研究はこうした相互作用の 複雑さを完全に捉えていない 可能性があります」と批判しています。
「この研究では世帯収入や住宅所有、 雇用状況など、
必ずしも個人の制御下にない多くの要因が 寿命の長さに関連していたことは注目に値します。
この研究の結果は、 私たちが特定の遺伝学的リスクを 受け継ぐ可能性がある一方、
私たちがどれだけ健康で、 どれだけ長く生きるかを決定する上で、
どのような食事をとり、 どのように運動し、 世界と関わるかが重要であることを 浮き彫りにしています」と ヴァリー氏は語りました。
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