安曇野にあるホリスティックリトリート 「穂高養生園」の鈴木愛さんに、 冬の不調を整える 「かぼちゃとにんじんのポタージュスープ」 のつくり方を教えていただきました。 かぼちゃとにんじんは体を温める食材。 しょうがも入れてさらにポカポカに。
冬の不調を整えるスープ 寒い冬は、 冷えや乾燥で体の抵抗力が落ちて、 「腎」が弱りやすい季節。 そんな冬の不調を整えるスープを 「穂高養生園」の鈴木愛さんに 教えていただきました。 体を温め、 めぐりをよくする食材、かぼちゃ、にんじん、 玉ねぎにしょうがのしぼり汁を加えて。 ポタージュにすることで消化にもよいスープです。 「かぼちゃとにんじんのポタージュスープ」のつくり方 かぼちゃとにんじん、 ふたつの甘味を合わせることで 奥深い味わいに。 しょうがを加えて、 体を温め、めぐりのよい体に。 材料(2~3人分) | ● 玉ねぎ | 1個 | | ● にんじん | 100g | | ● かぼちゃ | 25g | | ● しょうがのしぼり汁 | 小さじ1 | | ● 昆布のだし汁 | 400mL | | ● 豆乳 | 150mL | | ● 塩 | 適量 | | ● 太白ごま油 | 小さじ1 | | ● イタリアンパセリ | 適量 |
つくり方 1 玉ねぎは薄くスライスし 、にんじんも薄切りにする。 かぼちゃはワタと皮をのぞき、 小さめのひと口大に切る。 2 鍋にごま油を入れて中火にかけ 玉ねぎと塩ひとつまみを加えて炒める。 玉ねぎがしんなりしてきたらかぼちゃ、 にんじんを加え、 だし汁をひたひたくらいまで注いでふたをして、 弱めの中火で煮ていく。 3 かぼちゃとにんじんがやわらかく 煮えたら火を止めて、 ブレンダーでなめらかにする。 4 残りのだし汁と豆乳、 しょうがのしぼり汁を加えて火にかけ、 温まったら塩で味をととのえる (火が強すぎると豆乳が分離するため、 静かに混ぜながら弱火にかける)。 5 器に注ぎ、イタリアンパセリを添える。 鈴木 愛(すずき・あい) 「冬草」主宰。安曇野のホリスティックリトリート
「穂高養生園」で調理を担当するかたわら、 東京で「ととのえるスープの会」を 不定期開催。 著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』
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