2025/12/27

胃腸症状と歯や 口腔内の不調には「内庭」。 足のツボが上の歯に効く 理由を解説

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

胃腸症状と歯や

口腔内の不調には「内庭」。

足のツボが上の歯に効く

理由を解説

 
 
 
 

 

 

 

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 
 
 
中医学のエキスパートである
 
鍼灸師の兵頭 明先生が、
 
 
ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。
 
 
健康の土台作りに、不調改善に、
 
1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。
 

 

内庭(ないてい):胃経のツボ

 

ツボ名の由来

 
「内」には納めるという意味があり、
 
「庭」はお堂の前の空き地を指します。
 
 
内庭というツボは指のしわのところにあり、
 
指のしわは門のようであり、
 
 
 
その場所が平坦でちょうど空き地のように
 
なっていることから、
 
内庭と名づけられています。
 
 
 
 


内庭(ないてい):胃経のツボ

ツボの場所

 
 
足の人差し指と中指の間で、
 
水かきの上方
 
 


刺激の仕方
 

人差し指の腹をツボに垂直に当て、
 
ゆっくり息を吐きながら
 
少し強めにツボを押さえていき、
 
息を吸うときに指を戻します。
 
 
これを左右同時に5回繰り返しましょう。
 
 
 

効能・作用

 
胃痛、下痢、便秘、口臭、歯痛、歯肉の腫れなど



1.胃腸を整える効能があり、胃痛、下痢、便秘、
 
口臭などを改善する作用があります。
 


2.胃経の経絡は歯に走行しています。
 
内庭というツボは、熱を冷ます効能があり、
 
歯や歯肉の炎症を抑える作用があります。
 
 
 
 
【豆知識】

胃経の経絡は上の歯につながっているので、
 
上の歯や歯肉の炎症を抑える作用があります。
 
 
 
ちなみに大腸経の経絡は
 
下の歯につながっているので、
 
 
 
下の歯や歯肉の炎症を抑える作用があります。
 
 
 
 
 

<参考:鍼灸師の兵頭 明先生>