2026/6/16

侠白(きょうはく):肺経のツボ せき、喘息、胸の痛み、胸のつかえ感、あせも、 上肢内側の痛み、肩内側の痛みなど

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 

 
不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 
 
中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、
 
ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。
 
健康の土台作りに、不調改善に、
 
1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。
 
 

侠白(きょうはく):肺経のツボ

ツボ名の由来

 
「侠」は「夾」(きょう)と同じ意で、
 
「白」は白色のことです。侠白というツボは、
 
上腕の内側にあり、肺の両側に位置しています。
 
 
肺は五色では「白」に属し、
 
侠白というツボは肺を「夾(はさ)」んでいることから、
 
侠白と名づけられています。
 
 
 
 


侠白(きょうはく):肺経のツボ

 

 

ツボの場所

 
上腕二頭筋の外側縁、腋窩横紋
 
(わきの下の横じまのように入るしわ)の
 
前端から下に4寸
 
 


刺激の仕方

手のひらを上にして肘を少し曲げ、
 
反対側の中指の腹で侠白を垂直に押さえます。
 
 
侠白を押さえたまま、
 
肘をゆっくり前後に5回動かします。
 
 
これを3回繰り返しましょう。
 
 
左右の侠白を同じようにやってみましょう。
 
 

効能・作用

 
せき、喘息、胸の痛み、胸のつかえ感、あせも、
 
上肢内側の痛み、肩内側の痛みなど
 



1.肺の機能を整え、上がった気を降ろすことにより、
 
せき、喘息を緩和させる作用があります。
 


2.胸のつかえを取り除き、
 
気の巡りを改善することにより、胸の痛み、
 
胸のつかえ感を緩和させる作用があります。
 


3.肺は皮毛(皮膚)を主管しており、
 
肺経のツボのなかでも侠白はあせもを
 
改善させる作用があります。
 
 


4.局所作用として、上肢内側の痛み、
 
肩内側の痛みなどを緩和させる作用があります。
 


【豆知識】

古典では侠白のツボの取り方について
 
、“両乳頭に墨をつけ、
 
上腕を両側から乳頭を挟むようにして
 
乳頭に押し付け、
 
上腕部の墨のついたところが
 
侠白である”と記載されています。
 
 
 
 
 
 

<参考: 兵頭 明>