血圧の異常は体に
問題が起こりつつあるサイン
低血圧は体に
十分な血液が循環していない
血圧とは、
心臓から送り出された血液によって、
動脈が押し広げられるときの圧力のことをいいます。
血圧計に表示される「最高血圧」は、
心臓の筋肉がギュッと収縮させたときに
血液が送り出されるときの圧力のことをいいます。
一方、「最低血圧」は、
心臓の筋肉が最も広がったときの圧力のことです。
血圧が、
普通の人よりも低い傾向にある場合を
「低血圧」といい、
低血圧のときは体に
十分な血液が巡っていません。
そのため酸素が体に十分に行き渡らず、
めまいがしたり、朝起きてもすぐに動けなかったりします。
低血圧には国際的な診断基準がなく、
一般に最高血圧が
100mmHg(ミリメートル・エイチ・ジー)以下をもって、
低血圧と診断されることが多いようです。
高血圧は動脈硬化や
心筋梗塞のリスクが高まる
私たちの体は、
運動や環境の変化によって、
常に血圧が上下しています。
運動時は、
体が酸素を必要とするため血圧が上がり、
ストレスや感情の動揺などでも血圧は上昇します。
このように、
一時的な血圧の上昇は誰にでもありますが、
病気が原因で血圧が上がることがあります。
なかでも問題なのは、
生活習慣病としての高血圧です。
高血圧が続くと、血管にダメージを与え、
血管の壁が固まって狭くなる
「動脈硬化(どうみゃくこうか)」を起こしたり、
心臓の血管が詰まって血液が流れなくなる
「心筋梗塞(しんきんこうそく)」になることがあります。
高血圧の診断基準は、
最高血圧が140mmHg以上、
最低血圧が90mmHg以上とされています。
血圧は高くなったり、低くなったりする
最高血圧(収縮期血圧)
心臓が収縮して血液を送り込んでいるとき、
動脈への圧力(血圧)は高くなる
最低血圧(拡張期血圧)
血液を取り込んで心臓が拡張しているとき、
動脈への圧力(血圧)は低くなる
<参考:坂井 建雄>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
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