2024/1/14

「玄米」は本当に体にいい、 白米と比べたメリット&デメリット

 
 
 
 
 
 
「玄米」は本当に体にいい、
 
白米と比べたメリット&デメリット 
 
 
 
 
ヘルシーで体にいいイメージが強い玄米。
 
 
白米と比べたときのそのメリットとデメリットを
 
専門家が解説した。
 
 
 

玄米VS白米、選ぶべきはどっち?

 
 

 日本人にとって王道の主食であるお米。

かつてはお米の中でも玄米が主食として親しまれ、

時代の変化とともに白米が主流に。

 

そんななか玄米が、

近年一周回って再び注目を集め始めている。

 

 

 

画像: 玄米VS白米、選ぶべきはどっち?

 その理由のひとつが、

ヘルシーで身体にいいというイメージから。

 

より健康的な食生活を意識する人たちの間で、

玄米を選ぶ人も増えてきている。

 

そこで気になるのが、

玄米のリアルなメリットやデメリット。

 

どんな魅力や特徴があるのか、

白米と比較してご紹介。

 

 

 

玄米は白米よりも栄養価が高い

 
 

 玄米の最大の特徴と言えるのが栄養価の高さ。

 

それは白米と比べてみても一目瞭然。

 

 

 管理栄養士のケイトリン・カー氏は、

「玄米はぬかや胚芽、胚乳の3つの層で

構成されているのに対し、

白米は玄米からぬかや胚芽を取り除き、

でんぷん質の核である胚乳だけを残したものを指します。

 

そのため、

含まれる栄養素の種類や量に大きな差があります」

と米Real simpleで説明した。

 

 

画像: 玄米は白米よりも栄養価が高い

 とくに大きく異なるのがミネラルや食物繊維。

 

カー氏は「玄米は白米と比較して、マンガン、リン、

セレン、マグネシウムなどの必須ミネラルに加え、

ナイアシンや葉酸などのビタミンB群が

多く含まれています」と話し、

さらに食物繊維の量も玄米は

白米の約4倍もの量を含んでいると明かした。

 

 

白米よりも玄米は血糖値が上がりにくい

 
 

 健康面のリスクやダイエットなどにも

大きく関わってくる食後の血糖値の上昇。

 

玄米は白米よりも、

血糖値の急激な上昇を抑える

働きが優れているという。

 

 

 カー氏は「単純炭水化物である白米にくらべて、

複合炭水化物である玄米のほうが

消化にかかる時間が長くなります。

 

これによってエネルギーが長続きし、

血糖値の上昇と低下がゆるやかになる

傾向があります」と説明。

 

血糖値の急激な上昇は、

脂肪が蓄積しやすくなる原因でもあるため、

ダイエット中はとくに玄米が味方になってくれる。

 

 

画像: 白米よりも玄米は血糖値が上がりにくい
 
 
 
 

玄米は白米にくらべて腸活にも最適

 
 

 白米よりも栄養価が高く、

血糖値の急激な上昇を抑えるだけでなく、

腸内環境を整える働きも玄米のほうが

優れているという。

 

そのカギを握るのが、

玄米に含まれる水溶性食物繊維の働き。

 

 

 カー氏は、

「玄米に含まれる水溶性食物繊維は、

便通を改善し、コレステロール値を下げ、

腸内細菌のエサになることで腸内環境も

整えてくれます」と説明。

 

水溶性食物繊維のさまざまな働きによって、

良好な腸内環境に導いてくれるという。

 

 

 

画像: 玄米は白米にくらべて腸活にも最適

食べやすさでは白米が優勢

 
 

 主食となると気になるのが

風味や食感といった部分。

 

食べやすさという意味では、

やはり白米のほうが優勢だとする声が多い。

 

 

 カー氏は、

「柔らかい食感とよりニュートラルでマイルドな

味が特徴の白米に対し、

玄米は噛みごたえのある食感と

ナッツのような独特な風味が特徴です。

 

これまで白米をよく食べてきた場合、

これらの違いに慣れるのに少し

時間がかかるかもしれません」と話した。

 

 

 とはいえ慣れれば問題なく置き換えられる

可能性が高いため、

まずは時々玄米に置き換えてみたり、

白米と玄米を混ぜてみたりと、

自分に合った方法で挑戦してみることを勧めた。

 

 

 白米と比較した玄米のメリットやデメリット。

 

ヘルシーな食生活を意識したいとき

などにぜひ参考にしてみて。

 

 

 

<参考:>

 

 

1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、

 

 

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