2024/3/10

生命が生存するには 過酷すぎる環境地球と月

 
 
 
 
 

生命が生存するには

過酷すぎる環境

 
 

地球と月とは、

引力という力でお互いに引き合っています。

 

この引力と、引き合いながら回るときに

生じる遠心力が海の干潮と満潮を引き起こします。

 

これを潮ちょう汐力(潮汐作用)といいます。

 

惑星と衛星がお互いにこれほど作用し合うのは、

太陽系では地球と月だけと考えられています。

 

 

そんな月がなかったら、

海の満潮、干潮はもちろんのこと、

地球はいまのような「命の惑星」

ではなかった可能性があります。

 

たとえば、

月の潮汐力は地球の自転スピードを

遅くする作用をしています。

 

もし月がなかったら、

地球は1日8時間という猛烈な

スピードで回転していたと考えられます。

 

そうであれば地表も海も大荒れの状態で、

もし生命が誕生できたとしても、

現在の人類のような進化は望めなかったでしょう。