2024/4/14

「とほかみえみため」とは?  意味と由来

 
 
 
 
 
 

「とほかみえみための効果がすごい」

と聞いたことはありませんか?

 

 

「とほかみえみため」とは、

人生を好転させるような

効果をもたらす祝詞(のりと)です。

 

この記事では、

とほかみえみための意味と由来、

期待できる効果、

唱え方のポイントを紹介します。

 

 

「とほかみえみため」とは? 

意味と由来

 
 

 

 

「とほかみえみため」は、

初めて目にすると何とも不思議な

響きの言葉ですよね。

 

これは

「吐普加身依身多女(とほかみえみため)」

と神様を拝むときに用いられる

唱え言葉=祝詞(のりと)であり、

古くは占いに用いられていたとも

考えられています。

 
 
 
 

1 亀甲きっこうの裏に刻んだ線。

「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の

五つの線を焼いて占う。

 

表にあらわれたひび割れの形で

吉凶を判断する。

 


2 禊教みそぎきょうなど

一部の神道教派が

祈祷きとうのときに唱える語。

 

(出典:『デジタル大辞泉』)

 

 

とおかみえみため 【吐普加身依身多女】

 

 

吐普加美依身外米とも書く。

陰陽道などで用いる呪言であり、

亀卜の時、亀甲の上にト・ホ・カミ・エミ・タメ

の五部分の亀裂が入るよう祈る。

 

また、裏につける呪いの線(町形)ともいう。

 

五行に配したり、

東西・南北・天地・陰陽・男女に

配したりするようにもなった。

 

神道の一派では禊の時の呪文にする。

 

(出典:『世界宗教用語大事典』)

 

 

前半の「とほかみ」について、

由来は諸説あります。

 

1つ目は、

遠津御祖神(とおつみおやのかみ

)に由来するもの。

 

この遠津御祖神とは、

自分を含めた全てのご先祖様のことです。

 

 

2つ目は、

遠神(とおかみ)=

遠くにいる神様・ご先祖様を意味するもの。

 

そして3つ目は、

十神(とおかみ)=

十の神様を意味するもの。

 

 

後半の「えみため」は

「微笑んでください」という

意味があるとされています。

 

つまり「とほかみえみため」とは、

「神様・ご先祖様、どうか微笑んでください」

という言葉なのです。

 

 

微笑んでくださいという言葉には、

感謝の気持ちが込められている

とも考えられます。

 

 

「とほかみえみため」に

期待できる効果

 
 
 

 

 

言霊(ことだま)という言葉があるように、

言葉には魂が宿るとされています。

 

「とほかみえみため」を唱えることで

どんな効果を期待できるのでしょうか?

 

 

(1)高次元の存在とつながりやすくなる

 
 

とほかみえみためは、

神様やご先祖様に語りかける言葉。

 

繰り返し唱えることで、

高次元の存在とつながりやすくなるでしょう。

 

 

例えば、高次元の存在からの

メッセージは直感として、

ふとした時に降りてくるかもしれません。

 

困難な状況にいたり、

何か悩みを抱えていたりする時、

思わぬ解決策がひらめくこともあるでしょう。

 

 

(2)人生が好転する

 
 
 
直感が磨かれることで、
 
人生がどんどん好転していくとも考えられます。
 
 

もしかすると、

 

あなたにとって望まない大きな変化が

 

起こる可能性もあるでしょう。

 

しかし、

それは長い目で見ればあなたが

幸せになるために必要な出来事なのです。

 

 

(3)心が穏やかになる

 

「とほかみえみため」を繰り返し唱えることで、

心が穏やかになることも期待できるでしょう。

 

 

過去への後悔や未来への不安を手放し、

今この瞬間に集中することができるはずです。

 

そうして心に余裕が生まれることで、

新たな縁がつながっていく可能性もあります。

 

 

「とほかみえみため」の

効果的な唱え方

 
 
 

 

 

「とほかみえみため」の唱え方に

細かい決まりはありません。

 

ここではいくつかのポイントを紹介しますので、

取り入れやすい方法で試してみてくださいね。

 

 

(1)姿勢を正し声に出して唱える

 

「とほかみえみため」を唱える時は、

できるだけ姿勢を正し、

声に出してみましょう。

 

 

心の中だけで唱えるよりも声に出すことで、

自分でその音を聞くことができるためより効果的です。

 

 

(2)40回唱える

 
 

可能であれば毎日

「とほかみえみため」を唱えると良いでしょう。

 

時間がある時は、

40回唱えてみるのがおすすめ。

 

だんだんと心が穏やかになるのを

感じられるかもしれません。

 

 

(3)一音ずつ丁寧に唱える

 
 
 
「と・ほ・か・み・え・み・た・め」と
 
一音ずつ丁寧に唱えてみましょう。
 
 
 

一音ずつ、

やや伸ばしながら唱えるのもおすすめです。

 

 

とほかみえみためには

言霊が宿っている

 

 

とほかみえみためとは、

神様やご先祖様への感謝を伝える言葉。

 

毎日唱えることで、

滞っていた運気の流れが少しずつ変わり、

心が穏やかになっていくのを

感じられるかもしれません。

 

 

ぜひ人生を前向きに過ごすための

ヒントにしてみてくださいね。