2024/7/9
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94歳の産婦人科医・堀口雅子先生直伝 《ラクに老年期を過ごすための7つのヒント》 |
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94歳の産婦人科医・堀口雅子先生直伝《ラクに老年期を過ごすための7つのヒント》「怠けていい」「人には頼る」「あなたがあなたを大切にする」…女性ホルモンが減少すると、 気分が落ち込みやすくなるもの。 産婦人科に 女性の医師が少なかった時代から60年以上、 女性たちの悩みに寄り添ってきた堀口雅子さん。 今悩みの渦中にいる人に向けたアドバイスは 女性として、妻として、母として、 社会人として、今まで頑張ってきたのだから、 休んでもいいじゃないですか。
完璧にこなさなければと思うと、 できない自分にがっかりすることも出てきます。
部屋の隅にホコリがあっても見ないふり。 料理だって手抜きでいいんです。
私など床の上にごろんと寝っころがったまま、 気づけば朝だったこともありますよ。
「心地いい体の動きが脳を活性化させる」心と体の健康のためには、 全身をバランスよく動かすことが大事。 94歳の今も実践しています。
最近は、 夫と近所を散歩するのが日課。 また2週間に1度は、 フェルデンクライス体操というものを習っています。
この体操はユダヤ人の物理学者が考案したもので、 脳を活性化するそうです。
自然な呼吸のリズムでゆっくり動くことで、 自分にとって一番心地いい体の動きに 気づくことができます。
「あなたがあなたを大切にすること」ただでさえ自分が疲れている時に、 相手のことを考えていたらまいってしまいます。
落ち込んでいると、 健康で活動的な友人に会っても、 余計に気が滅入ったり、妬ましく思ったり。
励ましの言葉に反発してしまう こともあるかもしれません。
人生、そういう時もありますよ。
しばらくは距離を取り、 自分を大事にする時間を持てば、 ゆとりが出てきて人のことも 大事にできるようになります。
『自分は何をしたいか』の重点を動かしてみる」仕事から離れたり、子どもが自立したり……。 担っていた役割がなくなると、 うつうつとしてしまうことも。
そういう人は「自分がしたいこと」の 重点をどこに置けばいいのか わからなくなっているのでしょう。
子どもが巣立ってしまったなら、 別の位置に生活の重点を移していく時期。
重点は友人との関係でもいいし、 自分磨きでもいい。
新しい楽しみを掘り起こすと、 うしろ向きな気持ちにストップをかけられますよ。
「不調を軽く考えないで」更年期も、 老年期もみんなが通る道。 だからといってすべてのつらさを 耐える必要はありません。
取り返しがつかないほど悪化する前に 医師を頼ってください。
でも、 患者さんの話をろくに聞かずに 診察するような医師ならば、 蹴っ飛ばして帰ってくればいい。
あなたにぴったりの医師を見つけましょう。
「先のことを不安に思うより、今の楽しみを味わう」私は90歳を過ぎてから、朝起きる時、 「ああ、今日も生きている」と感じるようになりました。
そして夫の顔を見て、 「今日も二人で過ごせそうだ」とも感じます。
二人とも、 ある日目覚めないことがあっても おかしくない年齢ですからね。
そう思うと、 将来を恐れたって、 気に病むだけ損。 それよりも「今」に集中しないともったいないですよ。
堀口雅子 産婦人科医 <参考:堀口雅子 産婦人科医> 1喧嘩はするな、
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