2024/7/31
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自分は幸運と思えば幸運な結果を、 不運と思えば不運な結果を招く【科学が証明!ストレス解消法】 |
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自分は幸運と思えば幸運な結果を、不運と思えば不運な結果を招く【科学が証明!ストレス解消法】
「運」について考えた一冊となっていますので、 日ごろから「自分はツイていないな」 などと考えがちの方は、
ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。
大原則として、 運気という池は誰の前にも平等に存在しています。
そこに釣り糸を垂らすというチャレンジをする人の方が 運の魚を釣り上げる確率が高まります。
ですから、運気を上げたければ、 まず釣り糸を垂らすという 行動を起こすことが大切です。
自分で釣り糸を垂らすにしても、 適当に糸を投げるよりも、 魚がいそうな場所を狙って投げる方が よい釣果になりますし、
技術や道具選びによっても 釣れる確率は上げられます。
主に「統計学」と「心理学」の話に落とし込めます。 運気の池に効果的に釣り糸を垂らすために どうアクションをしていくか、 そして結果(つまり、釣れた魚や釣れなかった事実) をどう受け止めるか…… どういう心持ちでいるかということです。 以前にもこのコラムで紹介した、 ケルン大学のダミッシュらの研究チームが行った 実験(2010年)は最たる例でしょう。
半数の人だけに「あなたの打つボールは ラッキーボールです」と知らせ、 打ってもらう。
カップイン率は10球中平均6.75回、 対して告げられなかった人たちは 10球中平均4.75回でした。
カップイン率が35%も アップしたことからも分かるように、
「自分は運がいい」と思い込むだけで、 結果は違ってくるんですね。
中でもハートフォードシャー大学のワイズマンは、 数多くの研究を行っています。
自分を幸運と思う人と、 不運と思う人を集め、 両方に新聞を渡し、
その中に写真が何枚あるかを 探させるという実験(03年)を行っています。
ページの半分を占めるスペースに、 高さ2インチを超える大きな活字で、 「これを見たと実験者に言えば250ポンド (=約5万円)がもらえる」 というメッセージが書かれており、
実験の意図するところは写真を探すのではなく、 このメッセージに気が付くことが できるかというものでした。
その結果、 不運と思っている人ほど気付くことができなかった という結果が明らかになったそうです。 ワイズマンは、 「人々は運の原因をほとんど洞察していないが、 彼らの思考と行動が幸運と不運の大部分を 担っていることが明らかになった」と説明しています。 視野が狭く行動力に乏しいと、 釣れていたかもしれない魚を取り逃がしてしまうということ。 「自分はツイていない」と嘆く前に、 変えられることはたくさんあります。 生まれながらに運が悪い人なんていないのです。 <参考:> 1喧嘩はするな、
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