2024/10/3

体内の水分が不足すると 血液の粘度が増して血流も悪くなる! サラサラの血液を保つための 1日の水分補給量とは?

 
 
 
 
 
 
 

体内の水分が不足すると

血液の粘度が増して血流も悪くなる!

サラサラの血液を保つための

1日の水分補給量とは?

 
 
 
 

血液サラサラのためには、

とにかく水を飲む

【図解 血管・血液の話】

 
 
 

最低でも1200mLの水分補給を

 
 

人の体は約60%が水分で占められています。

体内の水分が2%失われると、

のどの渇きを感じ、運動機能が低下し始めます。

 

3%で強いのどの渇きや食欲不振、

4~5%で疲労感や頭痛、

めまいなどの脱水症状や

熱中症の症状が表れます。

 

水分は生命維持に欠かせないものですが、

不足するとなぜ、

このような不調が起こるのでしょうか。

 

 
 
血液は白血球などの血球と液体の
 
血しょうで構成されており、
 
血しょうの約90%が水分です。
 
 
 
体に必要な栄養素や酸素は、
 
血しょうの水分にのって各組織へ運ばれていきます。
 
 
 
ところが、体の水分が不足すると、
 
血液の水分も不足して血液が濃い状態に。
 
 
 
つまり、
 
粘度が増して血流が悪くなるのです。
 
 
すると、
 
必要な栄養素や酸素が全身に行き渡らなくなり、
 
さまざまな体調不良として表れます。
 
 
 
また、
 
血液が固まりやすくなり、
 
心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも高まります。
 
 
 
 

血液サラサラのためには、とにかく水を飲む【図解 血管・血液の話】

 

 

 

水分不足になるのは、

 

夏の期間や運動時だけに限りません。

 

普通に暮らしているだけで、

汗や尿、吐く息、

 

さらには皮膚からの蒸発などで

多くの水分が失われています。

 

その量は、1日約2500mL。

 

食事から得られる水分などを差し引きすると、

1日1200mLもの水分が不足することに。

 

サラサラの血液を保つためには、

最低でもこの不足分の水分を

補給するようにしましょう。

 

 

 

最低でも1200mLの水分補給を【図解 血管・血液の話】

 
 
 
 
 
 

 

 

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日々の乱れた食生活や運動不足、

肥満などをはじめ、さまざまな原因で

ドロドロになってしまう血液。

 

「なんとなくダルい」「寝ても疲れが取れない」

「むくみや冷えにずっと悩んでいる」

などを感じている人は、

血液の状態が悪くなっている可能性も。

 

そのままの状態にしておくと

動脈硬化になり脳卒中や

心筋梗塞のリスクを高めたり、

血流が悪くなることで認知症などにも

影響を及ぼすと言われています。

 

人生100年時代と言われる昨今、

大病せずに健康寿命を全うするためには、

血液をサラサラに保っておくことが

中高年以降は必須です。

 

 

  

<参考:栗原 毅 栗原丈徳>