2024/12/16

【四国八十八カ所巡り】順打ちで、 発心淡路の23カ寺をめぐる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

【四国八十八カ所巡り】順打ちで、

発心淡路の23カ寺をめぐる。

各札所ごとに、

ご本尊様や唱えるべき

本尊真言を紹介!

 
 
 
108回もの歩き遍路を達成した
 
著者による12年間の軌跡。
 
 
 
人と自然に触れ、
 
自由に思考を巡らす“へんろ旅”の神髄に迫る。
 
 
 
 
 

第二章 参拝の環境

 
 

一 四国の詩 発心阿波路・徳島の道

 

一、

歩き始めた旅の道 路面に心の杖の音

風に絡ませそぞろ聞く 決めた思いを抱きしめて

先ゆく心を追っ掛ける 88を繋ぐ長い路

 

二、

今日は険しい山の道 静けさ乱す杖の音

荒い鼓動に合わせ聞く 心に願意浮かべつつ

足に思いの力込めて 88を思う山の道

 

三、

思いまとめる今日の道 心鎮める杖の音

思い見つめて揺れてゆく 歩きを忘れてひたすらに

祈りの時を心に描く 心の道を歩く旅

 

四、

心見つめる日暮道 磯辺の床に身を置いて

星を眺める波枕 思いまとめて目を閉じる

試練の道を前にして 足と心を確かめる

  

 

 

~四国路の 寺を旅する 朱印帳 同行二人の 杖が支える~

~旅の道 ほど良いリズム 杖の音 願意成就へ 足を誘う~

 

 

 

1番―

霊山寺 竺和山・一乗院

釈迦如来

真言=のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

独り言=錦鯉、色を消したら大ブリだ!

(まん丸・ぷりぷり・ブリだ!)

 

2番―

極楽寺   日照山・無量寿院

阿弥陀如来

真言=おん あみりた ていせい から うん

独り言=長命杉! 実生はどこ? 無い! 

でも植える庭は無いんだ

 

3番―

金泉寺 亀光山・釈迦院

釈迦如来

真言=のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

独り言=大師堂参拝は外陣、きれいすぎるので、

雨の日は盗み足で

 

4番―

大日寺 黒巌山・遍照院

大日如来

真言=おん あびらうんけん ばざら だとばん

独り言=昼夜の大師【心】変わらない? 

でないと困る?

 

5番―

地蔵寺 無尽山・荘厳院

延命地蔵菩薩

真言=おん かかかび さんまえい そわか

独り言=800歳の銀杏美味しそう! 

でも”歩きへんろは見るだけ”

 

6番―

安楽寺 温泉山・瑠璃光院

薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=Pの公共休憩所でひと休みして一考、

お水の補給もできる

 

7番―

十楽寺 光明山・蓮華院

阿弥陀如来

真言=おん あみりた ていせい から うん

独り言=食事処高級料亭の趣、外観で敷居が高い?

 贅沢無縁のへんろだ

 

8番―

熊谷寺 普明山 真光院

千手観世音菩薩 

真言=おん ばざら たらま きりく

独り言=偶然の縁!? 本尊ピカピカ! 

読誦忘れて見入ってしまう!

 

9番―

法輪寺 正覚山・菩提院

涅槃釈迦如来

真言=のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

独り言=奉納のわらじ! 我が足の靴! 

今時とはいえ贅沢、贅沢、贅沢!

 

10番―

切幡寺 得度山・灌頂院

千手観世音菩薩 

真言=おん ばざら たらま きりく

独り言=石段の数を数えながら耐えながら、ふと? 

今なんどき?

 

11番―

藤井寺 金剛山

薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=さあ! 行くぞ、竜眼を見つめて山道に挑むぞ

 

12番―

焼山寺 摩廬山・正寿院

虚空蔵菩薩 

真言=のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

独り言=大師堂、微笑む顔が温かい! 

山道をしっかり歩いたご褒美か?

 

13番―

大日寺 大栗山・華蔵院

十一面観世音菩薩

真言=おん まか きゃろにきゃ そわか

独り言=ひと山越えたが先はまだまだ長い、

まずはひと息お手洗い

 

14番―

常楽寺 盛寿山・延命院

弥勒菩薩

真言=おん まい たれいや そわか

独り言=岩の境内、ミニハイキング! 

無心で一瞬を楽しむ

 

15番―

国分寺 薬王山・金色院

薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=境内の緑色石でひと休み、

 ここは阿波路のど真ん中……ほっ!

 

16番―

観音寺 光耀山・千手院

千手観世音菩薩

真言=おん ばざら たらま きりく

独り言=参拝終われはすぐに次!

 他の(団体)参拝のために……境内狭い

 

17番―

井戸寺 瑠璃山・真福院

七仏薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=井戸覗き呟く、姿映るまで動かぬ! 

先は長いまだ死ぬわけには!

 

18番―

恩山寺 母養山・宝樹院

薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=本堂・エンマ大王のアンテナ? 

仏式免罪符? 懺悔不要か? 

 

19番―

立江寺 橋池山・摩尼院

延命地蔵菩薩

真言=おん かかか びさんまえい そわか

独り言=過去の一切を預けて往こう 

関所寺超えて、懺悔の旅は今から

 

20番―

鶴林寺 霊鷲山 宝珠院

地蔵菩薩 

真言=おん かかか びさんまえい そわか

独り言=本堂前 阿吽の鶴は 一声を 地蔵菩薩に 聞かせ続ける

 

21番―

太龍寺 舎心山・常住院

虚空蔵菩薩

真言=のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

独り言=大師堂奥、心に高野山御廟を思い浮かべ、御法号

 

22番―

平等寺 白水山・医王院

薬師如来 

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=万病に効く霊水、まずは心を治すか! 

お賽銭の両替ができる 次の札所への道(コース)は色々、

今日はどの道にしようかな?

 

23番―

薬王寺 医王山 無量寿院

薬師如来

真言=おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

独り言=心に念じる厄落とし33・42・61 

お賽銭の両替ができる

 

 

次の24番札所まで、海辺の路が始まる

県境までの距離  約39.5km 9時間40分

県境から 約37.5km 9時間20分

計 約77.0km

所要時間 19時間00分

 

  

~厄除けで厄除けで 身心軽く なったのか

 足と心が 話し始める~(そうでないと困る?)

~頬染めて 夕陽は先を 急ぎ往く~

 

 

 

<参考:深山 無行>