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2025/6/19
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「急性心不全で突然死する 3つの前兆症状」はご存知ですか? |
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「急性心不全で突然死する 3つの前兆症状」はご存知ですか?
【医師解説】
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急性心不全で突然死する前兆には どんな症状がある?
Medical DOC監修医が急性心不全で 突然死する前兆などを解説します。
気になる症状がある場合は迷わず 病院を受診してください。
「急性心不全」とは?「心不全」とは「なんらかの心臓機能障害、 心臓に器質的および/あるいは機能的異常が生じて 心ポンプ機能の代償機転が破綻した結果として、
呼吸困難・倦怠感や浮腫が出現して、 それに伴い運動耐容能が低下する 臨床症候群」と定義されています。
全身の筋肉や臓器に血液を送る 「ポンプ」としての機能があります。
肺で酸素を受け取った血液を 心臓から全身に送り、
さらに全身を巡った血液を心臓に戻して 再び肺に送る機能を有しています。
体にさまざまな症状をもたらす状態を 「心不全」といいます。
この心不全が突然起こる、 あるいは症状が急激に悪化して、
突然死する恐れがあるのが 「急性心不全」と呼ばれる状態です。
ポンプ機能が急速に低下して息苦しさや動悸、
食欲不振、 むくみなどの症状をもたらします。
虚血性心疾患や高血圧などの慢性疾患が 原因であるため、
まずはこれらの病気の改善を図ります。
たとえ血圧などバイタルサインが 保たれている状態でも、
急速に病状が進行して、 心原性ショックや心停止に至り、 突然死するケースも少なくありません。
そのような場合には、 救命処置を優先し、
呼吸困難や臓器うっ血 (心臓内に血液が溜まっている状態)の 改善を図る処置を緊急的に行う必要があります。
急性心不全で突然死する前兆となる初期症状起坐呼吸(上半身を起こして呼吸する)心不全が進行して重症化すると、 就寝時にも息苦しさを感じますし、
上半身を起こすと 呼吸が楽になる「起坐呼吸」の 症状が現れることもあります。
前兆となる初期症状としては、 運動時に息切れや動悸、 疲労感などがあらわれて、
重症化すると、 夜間に呼吸困難や起坐呼吸 (頭を高くしないと息苦しくて眠れない)などを生じ、
さらに安静時でも動悸や息苦しさを伴います。
送られてきた血液が 心臓内に溜まる「うっ血」が生じ、
そのうっ血はやがて肺にも及んでしまう結果、 肺でのガス交換がうまく行なわれなくなり、
息切れや呼吸困難などの症状があらわれます。
突然死するリスクがあるので、 救急車を呼びましょう。
食欲不振、だるさなど一般的に、 心臓は中隔(ちゅうかく)と呼ばれる 壁で左右に分かれており、
左側に心不全が起こる「左心不全」と、 右側に心不全が起こる 「右心不全」で症状が異なります。
右心不全では、 食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、
腹部の膨満感、手足のむくみ、 体重増加などの症状が特徴的です。
肺に送る働きがありますが、
右心不全で機能が低下すると 全身の血液が戻りにくくなり、
このような症状があらわれます。
心臓から送り出す血液量が不足すると 疲労感や脱力感、手足の冷え、尿量の減少、
記憶力・集中力の低下などの 症状が起こりやすくなります。
循環器内科など 専門医療機関を受診しましょう。
むくみ 急性心不全では、心臓の働きが不十分であり、 代償的に心臓拍出量を維持する仕組みが働いて、
心臓拍出量そのものの低下は抑えられるものの、 そのかわりに体のいろんな部分に負担が かかってさまざまな症状が出現します。
心不全に伴って腎臓に流れる血液が 少なくなって尿の量が減り、 水分が体内に貯留してくることになり、
足の甲や下肢全体が浮腫を起こしてむくんだり、 体重が短期間で数キログラム程度増加したりもします。
特に、うっ血性心不全は、 体の中で血液が滞留したために、 肺やほかの臓器などに静脈血が 滞っている状態の心不全であり、
うっ血性心不全になると、 息切れや動悸、激しい咳、手足のむくみ、 夜間の頻尿・多尿などの症状が現れます。
心不全に伴って突然死する恐れがありますので、 循環器内科など専門医療機関を受診してください。
「急性心不全で突然死」についてよくある質問ここまで急性心不全で突然死などを紹介しました。
ここでは「急性心不全で突然死」に ついてよくある質問に、 Medical DOC監修医がお答えします。
急性心不全で突然死する時、どんな症状が多いですか?甲斐沼 孟(医師) 急性心不全で突然死するケースとしては、 胸痛など胸部症状を呈して、 心筋梗塞を引き起こす場合が考えられます。
心筋梗塞は、 心臓を養う冠動脈という血管が突然ふさがり、 冠動脈疾患を起こすことによって 心筋の一部への血液供給が大きく減少し 遮断されることで発症します。
生命に必須である心臓への血液供給が 数分以上にわたって大きく減少するか中断されると、 心臓の横紋筋の筋肉組織が壊死することに繋がります。
心臓のポンプ機能は、 心筋が収縮と拡張を繰り返すことで維持されていますので、
心筋梗塞を起こして心筋の一部が 機能しなくなって死んでしまうと、 ポンプ機能が正常に働かなくなって、
さらに心不全状態を悪化させることになります。
急性心筋梗塞では、 同時に心室細動という危険な 不整脈を合併しやすく、
そうなった場合には、 迅速で適切な治療の有無が 生死を分けることになります。
心臓という臓器は全身に血液を送り出す ポンプの役割として一日中、 休むことなく働き続けています。
一般的に、心不全とは心臓が悪いために、 息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、 生命を縮める命に直結する病気と定義されています。
原因や自覚症状は人によって多種多様です。
急性心不全は、 虚血性心疾患、高血圧、 心臓弁膜症などさまざまな 心臓の病気が原因となって起こります。
息切れや動悸、激しい咳、手足のむくみ、 倦怠感、夜間の頻尿・多尿などの症状が現れて、 最悪の場合には突然死する可能性があります。
発症するリスクが上がるために、
現代の高齢化が進む我が国においては 年々発症者が増えている病気でもあります。
予想されていますので、
急性心不全に伴って突然死しないために 日常的に注意していきましょう。
循環器内科など専門医療機関を受診しましょう。
<参考: 甲斐沼 孟 医師>
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