<参考:合田 周平電気通信大学名誉教授>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
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2025/10/17
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「肛門を締める」 で要介護5から奇跡的な回復 稲盛和夫も心酔した 「昭和の哲学者」が説く "呼吸法"の正体 いつでもどこでも、 歩きながらでもできる |
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「肛門を締める」で要介護5から奇跡的な回復稲盛和夫も心酔した「昭和の哲学者」が説く"呼吸法"の正体いつでもどこでも、歩きながらでもできる松下幸之助や稲盛和夫らを成功に導き、 大谷翔平も学んだ哲学者・中村天風。 彼に直接指導を受けた電気通信大学名誉教授の 合田周平さんは「天風哲学の基本は、 まず心身を安定させ、 正しい呼吸を行うことに始まる」という。
身体は、自分のものではない我々の「意志の力」は、 それぞれの「精神活動の場」=「心」により育まれます。
我々の「心」は、 宇宙に漲みなぎるエネルギーの基盤である「氣」が、 自然界に「生命現象」を発現し 活性化したことで誘発されたものと考えられます。
宇宙の「真理」とは、 この壮大なるダイナミズムの営み 自体の中に存在しているとみられ、 その営みとともに我々は生存しているのです。
「心の使い方」という独特な表現を 天風先生はされていますが、
まず第一に人間の心は命を活かすための 道具だという理ことわりを説かれています。
このことに全く気がつかないでいる人が 多いとも言われています。
では気がつかないとどうなるかというと、 我々は結局「心という道具に使われてしまう」のです。
あなたの身体は「洋服」と同じ 心というものは、熟練した技師が、 精巧な機械を手足の如く動かすように 使わなければいけないものなのです。
こうして初めて、 心をもつ人間としての真価を立派に 発揮できるのです。
本来の人間として生きるためには、 まず我々の身体を自分だけのものと思わないことです。
身体は自分のものではありますが、 「身体=自分」ではないのです。
ちょうど、 あなた方が身体に着ている洋服と同じものなのです。
身体は本当の自分である生命が着ている、 一代限りの洋服なのです。
身体というものは、 自分を活かすために必要な社会的な 自己実現のスタイルにすぎないのです。
それを、身体に病が出たり、 運命に非なるものがあると、 すぐ身体が自分だと思ってしまう。
なぜか大きな間違いを平気でするのかというと、 心の状態が強く積極的ではないからなのです。
心が積極的でないと、 どうしても心が身体本位に働くような状態になってしまう。
つまり、心が身体に使われてしまうのです。
天風のことば ああそうだ! わが生命は 神仏の生命と通じている 神仏の生命は 無限である 不機嫌なるものや 不運なるものは 神仏の生命の中には 絶対にない そして その尊い生命の流れを受けている われは また完全で 人生の一切に対して 絶対に強くあるべきだ 肛門を締め、静かに息を吐き出す天風哲学を実践する基本である 「クンバハカ」とは、天風先生の考案による 「尻・肩・腹」の三位を一体化した「呼吸法」であり、 心身が爽快になる手法です。
と同時に、 心身を安定させる特殊な手法なのです。
さらに、天風哲学では 「神経反射の調節法」とも呼ばれています。
クンバハカの目的は、 ヨガ行者の究極である 融通無碍ゆうずうむげなる心身の獲得をはじめ、 人間の潜在能力を発揮する手法です。
つまり「ヨガ聖人」、 自身の全体生命 (精神生命と肉体生命の統合体)を 宿す「行者」の誕生を促す 特殊な方法の一つなのです。
一説によると、 行者となる厳しい修行に堪えぬく身体づくりを 目指した基礎的手法だ、
とも言われています。
肛門を締めることで、 「下腹部」が充実するのです。
クンバハカ式「呼吸法」は、 日々に実践することで、 その効果を実感することが可能となります。
第一に「肛門」を締めるのです。
肩の力を緩め「呼吸」ですから、 肛門から締めあげる感覚で「呼」の動作を始めましょう。
「肛門」を強く締めて、 要介護5から復活 静かに息を吐き出すと、 普段よりも多くの量の空気を、 肺から吐き出せたと感じます。
吐き尽くしたと同時に、 再び「肛門」を強く締めるのです。
次いで、その体勢を維持したまま、 静かに息を鼻から吸い続けるのです。
肺に空気が充満した感覚となり、 充分に吸い終わってから、 再び「肛門」を強く締めるという動作です。
以上の一連の動作を、 繰り返し身体に課すことで、 心身に爽快感が訪れます。
我々にとって、 呼吸は必要欠くべからざる行為なので、
いついかなるときでも、 歩きながらでも効果をあげることができ、 身体の免疫力も向上します。
私自身、 コロナの時期に英国由来の悪性肺炎球菌に侵され、
半年余りの入院を余儀なくされ、 要介護5の状態にて介護老人ホームに 移され管理下に置かれました。
しかし諦めず、 時折のクンバハカを実践することで 奇跡的と言われるほどに回復し、 以後本書が2冊目の著作です。
さらに、 クンバハカは30余年も緑内障の悪化を防ぎつつ、 心身の健康回復に役立ってきました。
天風のことば 第一に「肛門」を締める 同時に肩の力を充分に抜いておろし さらに下腹部に力を充実させる 消極的な気持ちは心身を乱れさせる我々は、 自然界に一人立つ独立した人間なのです。
中には、くしゃみ一つ、咳一つしただけで、 神経をピリピリとさせる人がいますが、
ネガティブなことを一々気にかけて生きていると、
我々の心身が自然からのエネルギーを 受け入れる態勢に乱れが生じ、 心が本来の強さを発揮することができなくなります。
したがって可能な限り、 消極的な気持ちで身体のさまざまな変化や 作用を考えないよう心がけることが、 何よりも大切なのです。
我が心は、 常に自己の身体とは独立した精神に 支えられた存在であるとの認識を強めることです。
天風先生は 「心は心の法則に、肉体は肉体の法則に ゆだねることが大切だ」と説いていました。
こうした考えに至るまでに、 先生はインドのヨガの里と言われる ヒマラヤ山脈の麓にて、
その日に与えられた命題に対して、
「こう考える方がいいのか、 ああ考えるのが正しいのか」と自問自答しながら、 猛獣も去来する密林の中にて 座禅に勤しんでいたそうです。 天風がたどり着いた成功哲学の核心 天風哲学は「ヨガ研究の成果」などと言う人がいますが、 いわゆる学問的な書物による ヨガ研究の成果ではないのです。
インドの山中で座禅し、 一人であれこれと考えを巡らしてたどり着いた、 先生ご自身の考え方の結晶なのです。
もちろん、 インドのヨガの先生とは朝晩に冗談口を叩いたり、 まじめに最近の出来事を話し合ったりした中から、 本質を会得した教えなのです。
大学の研究室でのヨガ研究とは全く異なるもので、 先生ご自身が山にこもり、 あれこれと考えに考え抜いたプロセスの中から 紡ぎ出した実学の成果なのです。
カビが生えているような、 山と積まれた本などをベースとした、 単なるヨガ哲学の教えの要約ではありません。
「天風哲学」は、 先生がヨガの里で艱難辛苦かんなんしんくして 独自に創建された、
現代人への「自己啓発のシナリオ」 であるところに大きな価値があるのです。
天風のことば 身に 病があっても 運命に 非なるものがあっても 心まで 病ますまい
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