2025/10/23

「指3本」で30秒間引っ張るだけ… 体調管理が万全な人がやっている 「イガイガする喉の痛み」を 解消する方法 リンパに老廃物が溜まると 不調を招きやすい

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

「指3本」で30秒間引っ張るだけ…

体調管理が万全な人がやっている

「イガイガする喉の痛み」を

解消する方法

リンパに老廃物が溜まると

不調を招きやすい

 
 
 
 
 
肩こり、目の疲れといった体の不調を
 
手軽に改善するにはどうすればいいのか。
 
 
 
「はちみつMIO」の名前で活動するセラピストの
 
加藤美緒さんは「そんなときは親指と
 
人差し指の腹を合わせて行う
 
指リンパマッサージがおすすめ。
 
 
 
一度に10分行うよりも、
 
30秒を何度もくり返すほうが効果が出る」という。
 
 

季節の変わり目に免疫力を高めよう

 
 

全身を流れるリンパは鎖骨リンパ節で合流し、

静脈に流れ込みます。つまり、

鎖骨リンパ節はリンパの流れの最終地点です。

 

 

ここが詰まっていると全身のリンパの流れが悪くなり、

免疫力も低下。風邪を引きやすくなったり、

疲れがとれにくくなったりします。

 

ケアを欠かさず行い、

免疫力向上に努めましょう。

 

 

なお、鎖骨の上のくぼみにはリンパが

密集していますが、

 

とてもデリケートな部分なので

さわらないようにしてください。

 

 

1.鎖骨の胸骨側を寄せて引っ張る


左の鎖骨の胸骨側に、

右手の親指と人さし指を置く。

 

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 

 


Point:

鎖骨の上のくぼんでいる部分には触れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

鎖骨の胸骨側を寄せて引っ張る
 

 

 

2.鎖骨の真ん中を寄せて引っ張る


左の鎖骨の真ん中あたりを、

右手の親指と人さし指ではさむ。

 

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 


Point:

時間があれば、

指の位置をずらしながら鎖骨の

胸骨側から外側端まで行いましょう。

 

 

 

 

鎖骨の真ん中を寄せて引っ張る
 

 

 

3.鎖骨の下を寄せて引っ張る


左の鎖骨の胸骨側の下を、

右手の親指と人さし指ではさむ。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

右の鎖骨も左手で同様に行う。

 

 

 

鎖骨の下を寄せて引っ張る
 
 
 
 

頑固な「肩こり」はリンパを流して軽減

 
 

2022年の「国民生活基礎調査の概況」によると、

病気やけがなどの自覚症状のうち、

肩こりは男女ともに2位でした。

 

 

肩こりは、首から肩にかけての筋肉が緊張し、

血行が悪くなることで起こります。

 

放置するとリンパの流れも悪くなって老廃物がたまり、

こりや痛みがますます悪化することに。

 

肩と首の指リンパで、リンパを流しましょう。

 

腕が上がらない人は、

無理のない範囲で行ってください。

 

 

1.肩を胸側に寄せる


左肩に右の手のひらを置き、

右ひじは左手で支える。

右の手のひらの下の皮膚を胸側に寄せる。

右肩も左手で同様に行う。

 


Point:

手のひらの位置は動かしません!

 

 

 

 

肩を胸側に寄せる
 

 

 

2.第7頸椎を寄せて引っ張る


首のうしろの出っ張った骨(第7頸椎)を、

右手の親指、人さし指、中指でつかむ。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 


Point:

あごを少し上げて行うと、

皮膚を引っ張りやすくなります。

 

 

 

 

第7頸椎を寄せて引っ張る
 

 

 

3.第7頸椎の下を寄せて引っ張る


指の位置を2よりやや下にずらし、

同様に右手の親指、人さし指、

中指で皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 

指の位置を下にずらしながら、

手が届くところまで同様に行う。

 

 

 

 

第7頸椎の下を寄せて引っ張る
 

 

ガチガチな「首こり」は姿勢改善とセットで

 

パソコン作業をしているときやスマホを見ているとき、

うつむいた姿勢になっていませんか? 

 

うつむいた姿勢が続くと首のうしろの筋肉に

慢性的に負担がかかり、

首にこりや痛みが生じます。

 

また、ストレートネックや頭痛、

めまい、吐き気などの原因にもなります。

 

 

首こり対策には、

姿勢改善と首のうしろのリンパケアが有効です。

 

リンパの流れがよくなると血行もよくなり、

筋肉のこわばりが改善します。

 

 

1.第7頸椎を寄せて引っ張る


首のうしろの出っ張った骨(第7頸椎)を、

右手の親指、人さし指、中指でつかむ。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 

 

 

 

第7頸椎を寄せて引っ張る
 

 

 

2.生え際まで寄せて引っ張る


指の位置を1よりやや上にずらし、

右手の親指、人さし指、中指で皮膚をやさしく寄せ、

引っ張って戻す。指の位置を上にずらしながら、

生え際まで3~4カ所に分けて行う。

 

 

 

 

生え際まで寄せて引っ張る
 

 

 

3.第7頸椎の両脇を寄せて引っ張る


首のうしろの出っ張った骨(第7頸椎)の両脇に、

両手それぞれの人さし指、中指を置く。

 

親指は首の側面に添える。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 


Point:

片手で片側ずつ行ってもかまいません。

 

 

 

 

第7頸椎の両脇を寄せて引っ張る
 

 

 

4.生え際まで寄せて引っ張る


指の位置を3よりやや上にずらし、

同様に皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

指の位置を上にずらしながら、

生え際まで2~3カ所に分けて行う。

 

 

 

 

生え際まで寄せて引っ張る
 
 
 
 
 

「疲れ目」には目の周りのリンパを流す

 

疲れ目やかすみ目、老眼、ドライアイ、

近眼などに悩んでいる人にぜひ試してほしいのが、

鼻、眉毛、まぶたへの指リンパです。

 

目のまわりのリンパの流れがよくなると

むくみや疲れが緩和され、

実際に試した方の多くが「指リンパ後は

視界がくっきりとクリアになる!」とおっしゃいます。

 

 

なお、

目のまわりをさわるときは、

必ず事前に手を洗っておきましょう。

コンタクトレンズも外してください。

 

 

1.鼻を寄せて引っ張る


鼻のつけ根(目と目の間)を、

右手の親指と人さし指ではさむ。

目頭を鼻側に広げるイメージで

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 

 

 

 

鼻を寄せて引っ張る
 

 

 

2.眉毛をたて向きに寄せて引っ張る


右の眉頭を上下からはさむように、

右手の親指と人さし指を置く。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

眉尻まで3カ所くらいに分けて行ったら、

左眉も同様に行う。

 

 

 

 

眉毛をたて向きに寄せて引っ張る
 

 

 

3.上まぶたを寄せて引っ張る

 


右の上まぶたの真ん中に、

右手の親指と人さし指を置く。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 


Point:

3、4はまぶたの内側に空気を入れるイ

メージで行いましょう。

 

 

 

 

上まぶたを寄せて引っ張る
 

 

 

4.下まぶたを寄せて引っ張る


右の下まぶたの真ん中に、右手の親指と人さし指を置く。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

3、4を左のまぶたも同様に行う。

 

 

 

 

下まぶたを寄せて引っ張る
 
 
 
 
便秘は「おでこ」とつながっている
 

「便秘対策なのに、おでこに指リンパをするの?」と

驚く人もいるかもしれません。

 

 

じつは、

中医学ではおでこは大腸とつながっていると

考えられており、

おでこのリンパを流すことで便秘改善が

期待できるのです。

 

実際に試した方からも、

「がんこな便秘が治った!」との

声が多く寄せられています。

 

便がたまりがちな下行結腸(大腸の一部)も

あわせてケアすれば、

朝のおつうじがスムーズになるはずです。

 

 

1.おでこの下半分を寄せて引っ張る


右の眉尻の上あたりに、

右手の親指と人さし指を置く。

 

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

指の位置をずらしながら、

おでこの下半分を6カ所くらいに分けて行う。

 

 

 

 

おでこの下半分を寄せて引っ張る
 

 

 

2.おでこの上半分を寄せて引っ張る


髪の生え際に、右手の親指と人さし指を置く。

皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

指の位置をずらしながら、

おでこの上半分を4カ所くらいに分けて行う。

 

 

 

 

おでこの上半分を寄せて引っ張る
 

 

 

3.下行結腸上部を寄せて引っ張る


左の腰骨の出っ張りを探す。

出っ張りのやや内側下

(下行結腸上部)に両手を置く。

 

両手の親指、人さし指、

中指で皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 

 

 

 

下行結腸上部を寄せて引っ張る
 

 

 

4.下行結腸下部を寄せて引っ張る


3よりもさらに内側下(下行結腸下部)に手を置く。

両手の親指、人さし指、

中指で皮膚をやさしく寄せ、引っ張って戻す。

 


Point:

素肌の状態で行うほうがやりやすいのでおすすめです。

 

 

 

下行結腸下部を寄せて引っ張る