2025/11/9

鼻はエイジングを左右する ヒミツが隠れていた!? 知れば未来が変わる鼻のハナシ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

鼻はエイジングを左右する

ヒミツが隠れていた!?

知れば未来が変わる鼻のハナシ

 
 
 
 

 

忘れ鼻に鼻シェーディング…etc.

何かと注目を集めている「鼻」ですが、

シミやたるみなど将来的に現れやすい

エイジングリスクも鼻にヒントがあることが、

 

 

2025年11月号

 

 

今の9〜10月は、

残暑が終わらない上に乾燥は進んできて

天候も不安定で肌調子を崩しやすい、

“魔の季節”。

 

  • 鼻は本当に“美”を左右するパーツだった!

    ・【鼻のハナシ 1】鼻の元となるものは胎児の早い段階で始まる

    ・【鼻のハナシ 2】鼻の高さで顔の老けるポイントがわかる!

    ・【鼻のハナシ 3】鼻のつけ根ゾーンは年を重ねても変わらない

    ・鼻が低めの幅広顔さんはたるみやすい!

    ・鼻が高めの面長顔さんはシワができやすい!

 
 
 
  • 鼻の高さに合わせた老化STOPマッサージ

    ・鼻が低めの幅広顔さんは...「フェースラインのたるみ解消マッサージ」

    ・鼻が高めの面長顔さんは…目尻のたるみを引き上げるマッサージ

    ・全マッサージのお供に!クリームをプラス

 
 
 
 

酒井典子さん

 

色彩工学及び画像処理の専門家。

サイエンスの異分野を学び、

心身を通じた美の実現に向けて、

年間1,000名を超える肌を見つめ研究開発を進めている。

 

 

 

代官山山口整骨院 院長

山口良純さん

 

整骨の伝統的古典療法をベースに、

オリジナルの美容ボディバランス整体を提唱。

 

特に小顔整体には定評があり、

モデルや美容家なども足しげく通う。

 

 

\鼻ツアーへようこそ♪/

 

鼻の案内人 小鼻ちゃん


美しさのカギとなる鼻の

最新情報を案内する美容配達人。

 
 

鼻は本当に“美”を

左右するパーツだった!

 
 

6年前から「鼻」に潜む美のヒントに着目し

研究をしているのが、

資生堂。研究員の酒井さんによると、

鼻の骨格を見ることで、

肌の強みや弱みを打ち出せるのだそう。

 

 

「肌の老い方を研究している際、

鼻の骨格によって老け方が異なる

ケースが多いとわかりました。

 

特に重要なのは鼻の形。

 

鼻の形は目の間にある『鼻根部(びこんぶ)』と

鼻の中間部分である『鼻梁部(びりょうぶ)』と

鼻の先である『鼻翼部(びよくぶ)』に着目しています。

 

この形と毛細血管に関係性がみられ、

先々に理解することで最適な

エイジングケアがわかるので、

ぜひ参考にしてください」

 

 

【鼻のハナシ 1】

鼻の元となるものは胎児の早い段階で始まる

 
 

生命が宿った際、

心臓の鼓動が始まる前に誕生するのが、

酸素を取り込むための“鼻の大本”です。

 

その後に頭蓋骨全体ができていくので、

鼻のつけ根の高さはこの時点で

鼻骨の形成に大きく影響するとのこと。

 

鼻先の高さに関しては、

女性は15歳(男性は20歳)までの

運動量(筋肉量)の多さで、

高くなるという研究結果があるのだそう。

 

 

【鼻のハナシ 2】

鼻の高さで顔の老けるポイントがわかる!

 
 

顔のどこが老いやすいかを発見する

手立てとなるのが、

“鼻の形”。鼻の形によって、

シワやたるみができやすい部分が異なるからです。

 

そのダメージは表情筋の質の低下や

肌の炎症などによって打撃を

受けやすい部分となるので、

 

詳しくは左右イラストの説明をチェックしてみて。

 

 

【鼻のハナシ 3】

鼻のつけ根ゾーンは年を重ねても変わらない

 
 

鼻のつけ根辺りのゾーンは、

年を重ねても体への骨吸収が少なく、

変化が起きにくい部分といわれています。

 

顔認証などもこの部分を重視して

見るようになっているのだとか。

 

マッサージなどで変えられない部分だからこそ、

シェーディングなどのメイクで変化を

出して楽しむのがおすすめです。

 

 

鼻が低めの幅広顔さんはたるみやすい!

 
 

 


鼻翼部分が大きくかわいらしい印象のタイプ。

 

毛細血管の密度が低く目尻のシワができにくく、

いつまでも若く見られるのが特徴。

 

頬に厚みがあり、

フェースラインのたるみが出やすい。

 

 

\たるみケアのおすすめはこれ!/



アクアーリオ

浸透性がどこよりも高く肌を内部から活性化。

 

鼻が高めの面長顔さんはシワができやすい!

 

鼻と目の間が立体的で、鼻梁が高く、

鼻筋が通っているのがこのタイプ。

 

頬の厚みが少なくたるみにくいのが利点。

毛細血管の密度が高く、

目周りのシワができやすい。

 

 

\シワケアのおすすめはこれ!/


 

 

加齢に伴い鼻が大きく見える

原因が増えていく

 
 

加齢による鼻の肥大化は、

そう見えてしまう要因が増えるのが原因。

 

その仕組みを教えてくれたのは、

柔道整復師・鍼灸師の山口良純さん。

 

 

「まず考えられるのは、

加齢によって鼻の骨が外に広がるケースがあること。

軟骨や皮膚が外側に引っ張られ鼻の空洞が外に広がり、

小鼻の幅が出てくることも…。

また、歯のくいしばりや顔のたるみ、

皮膚の厚みも出てくる人が多いことも、

鼻のボリューム感が増してしまう原因と考えられます。

 

早いうちからたるみケアやマッサージを行い、

鼻の肥大化の原因をを抑えてあげることが大切です」

 

 

【鼻のハナシ 4】

年を重ねると鼻は肥大化する!?

 

年と共に鼻が大きくなる人を見かけませんか?

実際は加齢による骨密度の低下×皮膚のたるみで、

顔の他部分が萎み、鼻が大きく見えるケースも。

また、法令線周りのたるみで出る影は、

鼻を大きく見せる要因にもなるので、

法令線ケアを行うのもおすすめです。

 

 

まずはここから!

このふたつでスッキリ鼻を作る

 
 

【その1.Tool】

ケアを後押しするアイテムをプラス

法令線などの鼻周りをスッキリさせるために投入したいのが、

マッサージツール。

コンスタントに表情筋を優しくほぐしていけば、

法令線だけでなく、

人中短縮アプローチなど、ほかにもうれしい効果が、

 

 

【その2.Massage】

1日1セット続けよう

 
 

低くぽってりとした鼻に見えてしまう原因を解消するには、

頰や鼻周りのむくみを取ることが大切。

ツボ押しで鼻内部のアプローチも同時に行えば、鼻筋もスッと!

 

 

手のここを使ってプッシュ


 

まずは手を拳状にして、

即席カッサを作る。今回使うのは、

親指の関節を曲げた第1関節の部分。

ここに圧をかければ、

ピンポイントでツボ押しができる。

 

 

 

(1)小鼻のくぼみをプッシュしてほぐす


小鼻の上にあるくぼみに、

親指の関節を押し当てて5秒間キープ。

親指の関節を押し当てたまま、

グリグリと動かして5秒間ほぐしていく。

反対側も同様に行い、

2セット繰り返す。

 

 

 

(2)頰骨下の溝部分をプッシュしてむくみを流す

 


(1)の親指の位置を指1本分外側へ移動し、

頰骨の溝辺りを押し当てて5秒間キープ。

その状態で左右にグリグリと揺らして、

最後にグッと引き上げる。

左右2セットでむくみがスッキリ。

 

 

プロの手を借りるのもおすすめ・

 

 
 

 

鼻の高さに合わせた

老化STOPマッサージ

 

\鼻の高さ別マッサージはこれ/

 


 

鼻が低めの幅広顔さんは…

「フェースラインのたるみ解消マッサージ」

 
 

 

 

 


(1)顔を上に上げ、あご下をほぐしていく


あご先を上げて首筋を伸ばした状態で、

あご下に指の腹(人さし指、中指、薬指)を置く。

指の腹を密着させたまま、

外側に円を描くように10〜15回揺らして、

あごのコリをほぐす。

 

 

 


(2)カギ手を作り、あご下→耳下へ流す


人さし指を曲げて、

第2関節が頰骨の下に当たるように置く。

あご先から耳下まで、

骨に沿いながらコリをほぐすように

老廃物や水分を流していく。

10〜15回繰り返す。

 

 

鼻が高めの面長顔さんは…

目尻のたるみを引き上げるマッサージ

 
 

 

 

 


(1)目尻をグリグリ押して血行UP!


コリをほぐして筋肉を動かすことで、

目尻のシワも刻まれにくくなる。

まず親指の関節を目尻にセットし、

10秒程グリグリと押し当てて血行を促進。

反対の目尻も同様に行う。

 

 

 


親指の関節を目尻より指1本

分外側のこめかみ辺りへ移動。

 

関節を押し当てながら、

10秒程グリグリと揺らして筋肉へアプローチ。

反対側も10秒刺激すれば、

目尻がピンッ!

 

 

全マッサージのお供に!

クリームをプラス

 

マッサージを行う際、

肌と肌の摩擦防止に欠かせないのが

マッサージクリーム。

好みのものを選んでプラスして。