2026/2/9

「陽渓」は手首の関節痛に 用いられるツボ。 頭痛や耳鳴り、 歯痛にも効果があります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「陽渓」は手首の関節痛に

用いられるツボ。

頭痛や耳鳴り、

歯痛にも効果があります

 
 
 
 
 
 

陽渓(ようけい):

大腸経のツボ

ツボ名の由来

 
 
「陽」は陽経を指し、「渓」は山に挟まれた溝、
 
または2つの筋肉の間のくぼみを指しています。
 
 
 
陽渓というツボは、
 
手の親指を立てたときに
 
親指の付け根に現れるくぼみが、
 
 
山間の小さな渓に似ていることから、
 
陽渓と名づけられています。
 
 


陽渓(ようけい):大腸経のツボ

ツボの場所

 
手の親指を立てたとき、
 
親指のつけ根の二つの腱
 
(短母指伸筋腱と長母指伸筋腱)の
 
間にできるくぼみ
 
 


刺激の仕方

左の人差し指の腹で右の陽渓を
 
垂直に押さえながら、
 
右の親指を上下に10回動かします。
 
 
これを3回繰り返しましょう。
 
反対側も同様に行います。
 
 
 

効能・作用

 
頭痛、耳鳴り、喉の腫れ・痛み、
 
目の充血、歯痛、手首の関節の痛みなど
 



1.頭や顔の熱を冷ます効能があり、
 
熱により起こる頭痛、耳鳴り、喉の腫れ・痛み、
 
目の充血などの症状を緩和させる作用があります。
 
 

2.大腸経の経絡は下の歯に
 
つながっていることから、
 
炎症の熱により起こる歯痛を
 
緩和させる作用があります。
 


3.局所作用により、
 
手首の関節の痛みを緩和させる作用があります。
 
 


【豆知識】
 

陽渓というツボの効能は、
 
合谷(ごうこく)の効能に似ていますが、
 
合谷の効果には及びません。
 
 
臨床では、
 
陽渓は主として手首の関節の
 
痛みの治療に用いられています。