2025/11/11

【60代ヘア】 もう“若いころのケア”では足りない。 毛髪診断士が教える、 大人の髪を立て直す新習慣

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【60代ヘア】

もう“若いころのケア”では足りない。

毛髪診断士が教える、

大人の髪を立て直す新習慣

 

 

 

「いままでと同じケアでは、髪がキマらない……」

と素敵世代の髪の悩みは増すばかり。

 

ただ髪は日々生まれ変わっているので、

悲観的にならず髪のエイジングに沿った

ケアにシフトすることで、

髪の改善はまだまだ期待できます。

 

 

髪の変化に沿って、ケアを更新!

60代からの新しいヘアケアルール


大人の髪とのつきあい方

 

大人世代になると女性ホルモンのバランスが変化し、

いままで以上に抜け毛や白髪、

ボリューム不足などの髪悩みが増えます。

 

サロンでも

「もう自分の髪をどう扱ったらいいかわからない」

とご相談を受けることがあります。

 

自分のスタイルが確立されている世代のため、

いままで愛用してきたアイテムへの

こだわりがあるかと思いますが、

髪は年齢とともに確実に変化するため、

一度見直すことが大切です。

 

また髪は体の内側からの影響も大きく受けます。

 

例えば、

歳近いお客様で納豆やビタミンBを毎日摂ったところ、

毛量が増えた例がありました。

個人差はありますが、

食生活の改善も髪によい影響を与えます。

 

 

つき合い方【1】

女性ホルモンの分泌量の

低下とともに髪質も変化する

 
 

つき合い方【1】女性ホルモンの分泌量の低下とともに髪質も変化する

 

 

美容ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」には

髪のハリやコシを保ち成長を促す働きがあります。

 

更年期を境にその分泌量が急激に減ることで、

髪にも直接影響が出ます。

 

髪の生え変わりのサイクルが乱れ、

正常なタイミングで生えてこなかったり、

生えてきたとしても細く弱く、

抜け毛も増えてくるため、

髪のボリューム不足が目立ってきます。

 

加えて、

いままで以上に乾燥によるパサつき、

うねり、

白髪なども増えやすい時期。

 

年齢による変化を知り、

適切なケアへ切り替えましょう。

 

 

つきあい方【2】

頭皮ケアを習慣にして

血流を促すことが大切

 
 

健やかな髪を育んでいくためには、

頭皮の血流が大きく影響しています。

 

きちんと頭頂部にも血を巡らせるためにも、

日々の頭皮ケアがとても重要になってきます。

 

全体を頭頂部に向かって30回くらいを

目安にブラッシングしたあとに、

最後に上から首に向かって流してあげる

イメージで整えてあげて。

 

入浴時のシャンプー前に取り入れて

習慣化するのもおすすめです。

 

顔のリフトアップ効果もあるので一石二鳥!

 

 

つきあい方【3】

髪も体もインナーケアを心がける

 
 

素敵世代はインナーケアも重視。

 

髪の毛のインナーケアは、

髪のハリコシを出す効果のあるケラチンが

豊富に含まれている内部補修をメインにした

オイルやミルクを選ぶのがおすすめ。

 

女性ホルモンを増やすことは基本的には難しいですが、

バランスのよい食事を

心がけることで改善が期待できます。

 

髪の毛の成長において大切な肉や魚、

納豆などの大豆製品で、

たんぱく質やビタミンBを取り入れることを意識して。

 

 

つきあい方【4】

髪の変化に対応したアイテムを見直す

 
 

今まで同じケアをしていてもなんか

髪形がしっくりこない」という経験は、

誰しもあるはず。

 

そんなときは毎日使うアイテムを見直すタイミングかも。

 

長く愛用していたものも、

髪の状態の変化によって合わなくなってきます。

 

特にドライヤーの進化は目まぐるしく、

もはや美容機器。

 

少し前の一般的なドライヤーは100~140℃の

高い温度に設定されているものが多い傾向にありましたが、

 

最新のものは頭皮と髪に負担をかけない

“低温ドライヤー”が主流に。

 

風量や風の流れの工夫などで

穏やかな温度でも髪はしっかり乾きます。

 



毛髪温度を60℃以下に自動でコントロールし、

髪にツヤをプラスしながらダメージを抑える。

 

 

つきあい方【5】

大人の清潔感と上品さは

適度なツヤとボリュームが作る

 
 
 

ショートボブは、前からも横からもボリュームのバランスがきれいに見え、素敵世代には挑戦しやすいスタイル。

 

 

年を重ねると顔とのバランスで、

ロングよりショートヘアが似合う傾向が出てきます。

 

フェイスラインのリフトアップ効果を狙えたり、

ぺたっとしがちな大人ヘアも手軽に

ボリューム感が出やすいという利点も。

 

ロングヘアで毛先のボリューム不足が気になる人は、

毛先のみパーマをかけて髪に

厚みを出すのも効果的です。

 

また髪のツヤは清潔感を保つために欠かせません。

 

ただしパサつきが気になってオイルをつけ過ぎると

逆に髪がペタンとダウンして見えることもあるので要注意。

 


ショートボブは、

前からも横からもボリュームのバランスがきれいに見え、

素敵世代には挑戦しやすいスタイル。