2026/9/16

「神堂」は動悸や胸の痛み、 不眠や不安感、 背中の痛みやこわばりに 効くツボ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

「神堂」は動悸や胸の痛み、

不眠や不安感、

背中の痛みやこわばりに

効くツボ

 
 
 
 

 


神堂(しんどう):膀胱経のツボ

 

ツボ名の由来

 
「堂」は居室を指しています。
 
心は「神」を蔵しており、神堂というツボは、
 
 
心兪(しんゆ)の外側にあり、
 
「神」の居室にあたることから、
 
神堂と名づけられています。
 
 


神堂(しんどう):膀胱経のツボ

ツボの場所

 
 
 
くぼみにある神道(しんどう)というツボの両側3寸
 


刺激の仕方

両手の親指の腹を神堂に垂直に当て、
 
ゆっくり息を吐きながら押さえていき、
 
息を吸うときに指を戻します。
 
 
 
これを左右同時に5回繰り返しましょう。
 
自分では押しにくいので、うつぶせになり、
 
誰かに親指の腹で押してもらうとよいでしょう。
 
 

効能・作用

 
動悸、狭心痛、不眠、精神不安、せき、
 
喘息、背部のこわばり・痛みなど



1.心は血脈を主管しています。
 
神堂は血脈を整えることにより、
 
動悸、狭心痛を改善させる作用があります。
 


2.心は神志を主管しています。
 
神堂は精神を安定させることにより、
 
不眠、精神不安を改善させる作用があります。
 
 


3.神堂は背部の肺のエリアにあり、
 
肺を整えることにより、せき、
 
喘息を改善させる作用があります。
 
 


4.局所作用として、
 
背部の気血の巡りを改善することにより、
 
背部のこわばり・痛みを緩和させる作用があります。
 


【豆知識】

中国の宋代の医学書である『鍼灸資生経』には、
 
「噎(いつ)には、神堂、中府(ちゅうふ)」とあります。
 
 
「噎」は、食べ物や飲み物が喉につかえて
 
むせる症状のことです。
 
 
食道炎、食道痙攣に相当する場合があります。
 
 
 
 
 
 ツボ取りに役立つ「同身寸法」
 
 

親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。

 

 

親指の幅を1寸、

人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、

人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。

 

 


ツボの探し方としては、
 
ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す
 
「同身寸法」という方法が適しています。
 
 
“自分の体は自分で測る”という考え方で、
 
体格差などから一律に「cm」で表せない
 
 
ツボの位置も、
 
同身寸法なら測ることができます。
 
 
この連載では、
 
しばしば「へその上3寸」といった
 
表現が出てきますが、
 
 
その際には上記の「同身寸法」を
 
用いてツボを取ってみてください。
 
 
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