
おしゃれヘアの象徴であるボブですが、
ミニマムなデザインゆえに、
同じ形をずっと続けていると
一気に“時代感”がズレて見えることも……!
では、秋に向けて今っぽさのあるカットラインとは?
ほんのちょっとのカットで
顔立ちが一気におしゃれ見えに
今年のボブトレンドとして話題となっているのが、
顔周りに繊細な動きを仕込んだフェイスレイヤーボブ。
「直線的なボブよりも軽やかで抜け感のある
ムードが出しやすいんです。
さらに、ボブはまとめ髪が単調になりやすいのですが、
顔周りにレイヤーが入るだけでひとつ結びでも
空気を含んだような無造作感が生まれて、
スタイル全体があか抜けます。
今、このスタイルに更新する方がとても
増えているんですよ」。
長さはほぼ変えず、
時代のニュアンスをプラスできるので、
トライしやすいのが特徴だそう。
ボブの流行は長く続いていますが、
シーズンによって少しずつトレンドは変化しています。
ずっと同じデザインだとちょっぴり古臭い
印象になることもあるので、
カットでさりげなくアップデートしてみることも大切!
早速、そのポイントを見ていきましょう。
【カット前のボブ】

シンプルな前上がりのボブ。
2ヵ月以上カットをしていないので、
毛先がばらついて少し間延びした印象です。
「髪の長さはほとんど変えずに
シルエットだけアップデートしてみましょう」
後頭部には空気感をプラス

全体的にペタンと張り付いたようなシルエットなので、
後頭部の真ん中にレイヤーを入れて、
重すぎない軽やかフォルムに整えます。
顔周りにフェイスレイヤーを入れる

顔周りは控えめにレイヤーを入れて、
ボブ特有の硬さをを和らげます。
フェイスレイヤーを仕込む部分は主に耳より前の毛束。
この部分に段差が生まれることで、
直線的で間延びしたボブに動きが加わって軽やかに。
輪郭をきれいに演出できるので、
顔立ちも一気にあか抜けます。
重さの出やすい耳後ろを削る

ドライの状態で耳後ろをカットします。
「この部分は毛量がたまりやすいので膨らみの原因に。
毛束を拾いながらスライドカットで削るように
毛量を調整していきます。
シルエットが引き締まるので輪郭も
キュッと上がって見えるんです」
その後、全体を微調整して完成です!
【アップデート後のボブ】

ほんのり空気を含んだような
軽やかさが今っぽい印象です。
頬の横の毛束に段差ができると、
ミニマムなボブにモードっぽい雰囲気が
プラスされて新鮮な表情に。
【カット前の横顔】

動きが少ないことで、
横顔がやや地味に見えます。
輪郭も面長な印象に。
【カット後の横顔】

同じ前下がりのボブでも、
耳前の毛束にレイヤーを入れるとこんなにも
抜け感のある雰囲気に。
頬骨も上がって見えるので、
引き締まったきれいな横顔を印象付けます。
バックスタイルもメリハリがアップ!


裾を少しだけシェイプさせたボブは、
毛先の広がりを解消できるので後ろ姿もすっきり。
ひと回り頭が小さくなった印象です。
シンプルなひとつ結びも
軽やかな毛流れが簡単に作れます

顔周りの毛束にレイヤーを入れることで、
短い毛束が絶妙な後れ毛となって
一気におしゃれな雰囲気に。
簡単なブローでルーズな動きが出るので
軽やかなまとめ髪に仕上がります。

ストンとしたストレートのボブももちろん魅力的ですが、
顔周りに少しだけレイヤーを足すと、
ルーズな動きが出て初秋に似合うモードな
雰囲気も生まれます。
また、「ボブだからまとめ髪は難しい!」
と感じている人も、
一気にまとめ髪のバリエーションが広がります。
大人髪をおしゃれに見せるフェイスレイヤーは、
マンネリボブの解消スタイルとして、
秋も注目を集めそうです。


