2020/10/17

AIによる解明が進む宇宙

 

AIによる解明が進む宇宙

 AIによる解明が進む宇宙
 
宇宙の不思議
 
 
 
宇宙は未知にあふれた世界です。
 
宇宙の常識として考えられてきた事象も、
 
真であるとは限らない。
 
これまで地球は生命体が住める唯一無二の存在として
 
信じられてきたが、
 
その考えは最新の現地調査により覆されつつある。
 
同じく太陽系に属する火星では、
 
生命の痕跡を示す化石が確認されています。
 
 
 
宇宙には1000~2000億個の銀河が存在すると
 
言われており、
 
それにはかの有名な天の川が含まれてます。
 
なお、
 
この数はあくまでも既存の天体望遠鏡により
 
得られた観測結果に基づいているに過ぎず、
 
この数をもって宇宙上の銀河の総数を
 
表しているわけではない。
 
そんな中、
 
NASAの研究グループは、
 
最新んのテクノロジーであるAIを駆使して、
 
銀河数を算定するプロジェクトを発足しました。
 
ちなみに、
 
このプロジェクトの進捗状態については、
 
2020年7月2日、
 
天文雑誌「Monthly Notices Royal Astronomical Socciety]
 
の電子版にも掲載されている。
 
 
 
 
ヂィープラーニングの技術は日々進歩しており、
 
セキュリティ用のカメラや自動車運転車両に
 
搭載されたAIは、人間よりも正確に情報を自動で
 
抽出・判断可能な段階まで到達している。
 
より身近な例を挙げると、
 
ペットの猫や犬の写真を入力するだけで、
 
判断することが可能です。
 
こうしたAIが得意とする識別は、
 
宇宙分野にも活かすことができるとするのが
 
NASAの視点です。
 
 
 
NASAの研究グループの大半は日本の
 
国立天文台の研究者で占めており、
 
すばる望遠鏡が設置された国立天文台
 
ハワイ観測所にて研究を実施した。
 
すばる望遠鏡にAIを適用することで、
 
すばる望遠鏡が捉えた宇宙を超広帯域の視野で
 
処理するとともに、
 
すばる望遠鏡が獲得した大量のデータセットを用いて
 
銀河を分類するという試みがなされた。
 
すばる望遠鏡に搭載された
 
ハイバー・シュプリーム・カム(HSC)は、
 
既存のスローン・デジタル・スカイサーベイと
 
比べ36倍と高性能であり、
 
空間分解能においては2倍にも及ぶ。
 
最新のヂィープラーニングにより望遠鏡の
 
高感度が上がったことで、
 
人間の肉眼では観察されないより多くの銀河系の
 
発見につながると見込んでいたが、
 
 
 
銀河はすべて一様ではなく、
 
渦巻く銀河もあれば、そうでない銀河もある。
 
今回の観測では、97.5%という正確さで、
 
銀河の形態に基づき分類することに成功している。
 
 
 
 
 
さらに同時期には、英国のウォーリック大学の
 
研究グループがAIの恩恵を借りて、
 
50個の新惑星を発見するという快挙を成し遂げている。
 
従来、
 
太陽系外の惑星を探査する際、
 
顕微鏡と衛星との間を通過する惑星の光を手がかりに
 
探る手法が採用されているが、
 
バックグラウンド干渉やカメラのエラーなどが
 
原因で正確な探査がそがめられ得る。
 
 
また、
 
 既知の惑星のうち約30%が理想的でない
 
手法による検証作業を経ているのが現状です。
 
こうした現状を鑑み、
 
何千にも及ぶ惑星の候補を含むNASAのデーターを
 
活用し、
 
機械学習アルゴリズムを共同で開発した。
 
 
 
NASAのケプラーが収集したデータには、
 
何千にも及ぶ惑星の候補が挙がっていた。
 
ウォーリック大学による検証の結果、
 
地球よりも小さく、同じく太陽系に属する
 
海王星と同等の大きさを有する合計50個の
 
惑星が特定されました。
 
 
今回の発見へと至った新惑星は、
 
1~200日と公転周期にばらつきがあった。
 
 
 
 
 
 
 
第三次AIブームに乗り始めたころ、
 
グーグルがNASAと共同で、
 
機械学習を使用して太陽系外の恒星「ケプラー90」の
 
第8惑星を発見している。
 
 
ケプラー90は太陽よりもやや高温で質量も大きいが、
 
その他の多くの点において太陽と酷似している。
 
地球は365日かけて太陽の周りを回っているが、
 
ケプラー90の公転周期はわずか14日です。
 
 
今後、AIという文明の賜物によって、
 
宇宙に関わる謎が紐解かれていくことに
 
なつていくだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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