2023/1/29
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NHK/ガッテン 3つの お役立ち情報 |
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若々しく健康な血管や免疫力であれば、 いつまでも元気でいられます。 それを実現するためにとても大事な役割を 果たすのが「蛋白質」です。 特に高齢者にとっては、 肉を食べる機会が減り、 体がたんぱく質不足になっている 方が少なくありません。 しかしタンパク質不足は、 骨折のリスクが大きく上がるだけでなく、 心筋梗塞や肺炎などの危険性を 上昇させるのでけして軽く見てはいけません。 国も介護向け配食サービスの新たな ガイドラインを発表するなど、 高齢者のタンパク質不足の解消に 本腰を入れ始めています。 特にたんぱく質不足になりがちなのは、 一人暮らしのお年寄りや、 高齢者夫婦のご家庭です。 NHKの番組「ガッテン」でも紹介した 「10食品群チェック健康シート」 を活用しながら、 たんぱく質不足にならない食事を ぜひ意識してみてください。 3つの お役立ち情報 1,飽食の時代に栄養失調? この飽食の時代に栄養失調なんて、 と思う方もいるかもしれません。 しかし、 厚生労働省が毎年行っている 国民健康栄養調査の結果から 推計すると、 70歳以上の3~4人に1人が低栄養 (栄養失調)だと云うことがわかりました。 低栄養になると、 心筋梗塞や肺炎になり、 それから介護が必要になったり、 死亡するリスクがグーンと高まることが 様々な研究で分かってきています。 では、 一体どうすれば低栄養を防ぐことが できるのでしょうか。 ずばり、 それは「タンパク質」の摂取。 卵や大豆、魚、肉などの食品を 積極的に食べることが推奨されています。 特に肉は体内のタンパク質を効果的に 増やすのに優れています。 60歳過ぎたら、 低栄養にぜひご注意ください。 ※注意点 摂りすぎは、 カロリーオーバーや病気のリスクとなります。 特に腎臓病の方は、 タンパク質を多くとることで、 腎機能が悪化する可能性があります。 医師と相談の上、 必要なタンパク質を決めてください。 2,診断でわかる「低栄養」のおそれ 毎日の食習慣は自分では気づきにくく、 同じ献立が続くと陥りがちな食品の 偏りですが、 人間ドックや健康診断などの血液 検査で知ることができます。 それが「アルブミン値」という 検査項目です。 アルブミンは血液中のタンパク質であり、 体にタンパク質が足りているかどうかの 目安になります。 これまで国内外の様々な疫学的調査から、 アルブミン値が4,0g/dLを下回ると 様々な病や症状が現れる危険性が高まる ことが分かっています。 皆さんも是非、 自分自身のアルブミン値を知ることから 始めてください。 人間ドックや健康診断ができる施設で 「アルブミン値」は検査できますが、 検査項目に含まれていない場合もあるので、 事前に確認しておくとよいでしょう。 10食品群チェックシートで低栄養を防ぐ、 低栄養を防いだり改善させるのに、 大きな効果を持っているのが NHKの番組「ガッテン」でも紹介された 「10食品群チェックシート」です。 これは、 低栄養を防ぐのに必要な10食品を 一覧にした表で、 その日食べたものを量にかかわらず 丸を付けていくことで、 自然とタンパク質の摂取量が 増えていくというものです。 忘れないようにその都度〇を付けたり、 献立を考える際にも見て頂く保存版です ので長く続けてください。 肉、魚、卵、大豆、牛乳という5食品が タンパク質。 そして、 良質の油、緑黄色野菜、海藻、芋、果物 はタンパク質を効率よく働かせるためにも 必要な5食品です。 主菜、副菜のおかずを意識しながら 食べると、 自然とこの10食品がまんべんなく 摂れるようになってきます。 乳製品や肉は摂らない人にも 一日に丸が7っ以上になるような 食事は勧められますので、 参考にしてください。 <参考:BEAUTY&ECOONE>
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