2019/2/2

美容と健康法

 
美容と健康法
 
 
冬、比較的気候温暖な地域に暮らしている方も、
血行がよくないとすぐに、しもやけができてしまいます。
 
「しもやけやアカギレなんて、子供ならともかく大人になってからは
そんな言葉忘れていた」
 
と言われることもしばしば。
 
とはいえ、11月半ばから4月上旬頃まで、
まずは足の小指から始まり、次にかかとが真っ赤に腫れ上がるのが
恒例。
 
ひどい年になると、手の指から手のひらにかけて、
しもやけでは飽き足らず、耳まで痛かゆくなったことも。
 
仕事中はかゆくてかゆくて、もう、いたたまれなくなり、
病院で塗り薬を処方してもらったときが何度かあります。
 
すると、「薬を使うと一時的に元通りになりますが、薬が切れると
再び・・・というわけで、西日本に暮らしていながら、
厳冬期は辛いのです。本当に。
 
ところが、両手の立派なしもやけを見て驚いた知人が、
ピーナッツオイルを一瓶くれました。
 
ナッツ類といえば、老化予防に効果的なビタミンEが豊富だというのは
知っていますが、サラダなどにドレッシングとして使用するだけでなく、
マッサージオイルとして使うと、血流が良くなるのでお勧めだと
言われました。
 
乾布摩擦や指を動かす運動をすると良いのはわかりますが、
オイルでマッサージとは初耳です。
 
でも実は私、思春期に重症のニキビに悩んだ体験上、
オイルやべたべたしたクリームを塗るのは苦手。
 
ですが、手足が赤黒いほどしもやけると、
あれが好きこれが嫌いと選り好みをしている場合ではありません。
 
だから、「まあ、ほんのわずかな量ならば・・・」と
怖々と蓋を開けてみました。
 
意を決して、ほんのわずかな量のオイルを手のひらに取ります。
そして手のぬくもりで温めた後、まず足の指から甲にかけて
オイルのついた手で軽くさすってみました。
すると、思っていたよりもサラリとしています。
 
これくらいならば、無理に洗い流さなくても、
すぐに皮膚に吸収されていくような感じがします。
 
恐れていたあのねっとりとしたテクスチャーではありません。
とはいえ、1度に使った量が1円玉の半分ほどでしたから。
 
ザ、オイリーな感触ではないのかもしれませんが。
 
そして言われた通り、手のひらで圧をかけれように
足の指だけではなく土踏まずや、くるぶしまで
何度も何度も強めにさすります。
 
はじめは、少しうずくような違和感がありましたが、
痛い部分は手の力を少しだけ弱めにして、
と加減しながら、同じ動きを繰り返しているうちに、
コリがほぐれるような心地よさと同時に、
肌表面の艶と血色が速攻で良くなってきました。
 
想像よりも悪くないとなると、今度は調子に乗り
太もも、ふくらはぎにもオイルを塗り、
 
上から下にさすり下ろすようにオイルを刷り込んでみます。
 
「え?下から上にさすり上げるじゃないの?」
 
と突っ込みが入りそうですよね。
 
上から下だと血の流れや毛並みに逆らうことになりますから、
あくまで上から下へさすり下ろすのがポイントです。念のため。
 
湯上りに、このオイルマッサージを、
まずは1週間続けてみました。
 
すると、少しずつ血行が改善してきたのでしょうか。
真冬は靴のサイズがワンサイズ上がるほど重傷だった、
 
あのしもやけが「あれ、ちょつぴり足の指がかゆいかもしれないな」
という程度にまで気にならなくなったのです。
 
ところで「私、しもやけはできたことがないし」と思っている方にも、
 
植物オイルを用いたマッサージはお勧めですよ。
 
気温が低くなると、皮脂の分泌が少なくなりますから、
どうしても乾燥して白い粉が吹いたり、
ゴワゴワと固くなってしまうこともありますよね。
 
そんな時にオイルマッサージをすると、しっとりとして、
しもやけではなく感想が原因のかゆみも治ります。
 
ちなみにピーナッツオイルではなく、
オリーブオイルの1番絞りエクストラバージンオイル、
無臭タイプのごま油なども同様に使えますから。
 
また、日本髪を結う時に使う椿油(カメリアオイル)を
用いても効果的ですね。
 
ただ、馬油などの動物油は、酸化しやすかったり、
重いテクスチャーから、オイルマッサージには
向いていないそうです。
 
寒くて体全体が縮こまりそうになるこの時期、
コートを着たり、部屋の温度を調節するだけでなく、
 
血流が良くなるように一工夫して楽しく気持ちよく
乗り切ろうではありませんか!
 
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
  
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 
 
あなたなら出来ます応援しています