2023/10/2

4年後、 人類の「海底居住」は現実に。

 

4年後、 人類の「海底居住」は現実に。

 
 
 
 
 

4年後、

人類の「海底居住」は現実に。

めっちゃ快適らしい

 
 

人類を、

水中で暮らせるようにする。

 

海洋技術・探査企業の「DEEP」が、

2027年にその野望を達成しようとしている。

 

 

©DEEP

 

いくつもの球体が連なったこの施設は、

「DEEPシステム」と呼ばれる水中居住施設。

 

これは、

人間が生活できる居住区画

「センチネル(Sentinel)」を中心に、

潜水艇や潜水機器、科学研究機器から

構成された革新的なシステムです。

 

従来の水中施設は、

仮設的で固定されたものでした。

 

一方でDEEPシステムは

モジュール式を採用しており、

拡張や回収、再構築・再展開が可能。

 

用途に合わせ、

自在にカスタマイズできるそう。

 

さらに自立しているため、

水中での生活や活動における自由度が広がり、

根本的で効果的な方法を提供しているといえる。

 

2年間にわたって革新的な製造プロセスと

材料科学を集中的かつ先駆的に研究した後、

DEEPは高度な技術設計レベルに到達。

 

なんと生産段階に突入、

2027年までに一般公開する予定だという。

 

 

©DEEP

 

DEEPシステムの実装によって、

科学者たちは最大28日間

海の中で生活することができるようになるという。

 

これらの施設は水深200メートルまで潜れるため、

世界の大陸棚のほとんどにアクセスが可能

 

また、この深度は表層水域全体

アクセスできるということでもある。

 

表層水域とは、

太陽光が海に浸透する最も深い地点で、

海洋生物の90%はここに生息しているといわれている。

 

海面からだけでなく、

海域の全容を包括的に調査できれば、

科学者が海洋を観察・理解する方法が

一歩変わることになるだろう。

 

センチネルが実現する革新的な調査に、

多くの期待が寄せられている。

 

 

居住スペースを覗いてみよう!

 

さて、

センチネルは丸くてかわいらしいだけじゃなくて、

水中に住めるっていうんだから、

好奇心がくすぐられる。

 

DEEPによれば、

センチネルシステムは他の海底居住施設とは異なり、

インテリアもカスタマイズ可能なんだそう。

 

最高のパフォーマンスを発揮できるように

、DEEP内の様々なチームがあらゆる面で協力して、

快適な睡眠美味しく栄養価の高い食事

暖かく快適な生活環境

整えるためにこだわり抜いて設計したんだとか。

 

最大で28日間もこの球体の中で生活するとなると、

本当に快適なのか気になるところ。

 

 

それでは早速、

居住スペースの中をのぞいてみよう。

 

ロビー

 
©DEEP

 

スペースの広い空間で、開放的な印象。

 

各方向に開けられた丸窓からは、

海中の様子も一望できる。

 

窓を覗けば一面に広大な海……

これって、

“究極のオーシャンビュー”では?

 

 

ベッドルーム

 
©DEEP

 

これは、

居住者一人ひとりのパーソナルスペースと

プライバシーをプライバシーを

守るために設計されているらしい。

 

小さく窮屈に見えるこのベッドだけど、

実は185cmの男性でも快適に睡眠が

取れるようなサイズ感なんだって。

 

ベッド下に収納もあって便利。

 

 

バスルーム

 
©DEEP

 

トイレとシャワーが一緒になったユニットバス。

 

このバスルームには着替えスペースもあり、

そこには着替えを収納できるロッカーと、

洗濯乾燥機も置いてあるんだそう。

 

 

キッチン

 
©DEEP

 

ここは、

別の居住者とも関われるシェアキッチン。

 

壁に埋められた食器棚たちが

ミニマリスト感あってシンプルでおしゃれ。

 

水道水が出るだけじゃなくて、

なんとお湯も沸かせるらしい。

 

このキッチンがあることで、

住人たちは健康的な食生活を

送れるようになるんだとか。

 

 

©DEEP

 

 

ワークスペース

 
©DEEP

 

研究者たちのために設計されているだけあって、

ワークスペースならぬ研究室も完備。

 

画像からの推測だけど、

モニターっぽいデバイスには

人の顔と思わしき映像が。

 

この場所、

インターネットを接続して

オンライン会議もできるのかも!?

 

 

海中に居住する目的とは?

 

革新にあふれた

「センチネル」を建設する目的を、

DEEP社のEMEAプレジデントである

Steve Etherton氏はこう語る。

 

我々は海を保護する必要があります。

 

そのためにはまず、

海を深く理解する必要があるのです。

 

Etherton氏は、

海に関して「驚くほど未知のままだ」

と指摘している。

 

天候や気候に影響を与える海は、

多くの環境問題に関連しています。

 

それにもかかわらず、

技術的な制約もあって未だに

解明されていないことが多いのです。

 

「私たちの革新的な技術──

センチネルによって、

科学者たちが海底で

長時間活動することを可能にし、

少しでも生命を育む環境の

理解に貢献することを願っています。

 

 

 

<参考:>

 

 

1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、


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