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2025/8/27
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脳にブレーキをかける!? 中高年にしか存在しない 「休め遺伝子」の正体 |
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脳にブレーキをかける!?中高年にしか存在しない「休め遺伝子」の正体人生100年時代。年齢を重ねることは、 経験と知恵が深まる素晴らしい旅です。
でも、一方で記憶力や集中力の低下に 不安を感じることがあるかもしれません。
そんな中、 脳科学者・西剛志氏が提案するのは、 「脳の若さ」を保つためのシンプルな習慣。
実際に、 80歳を過ぎても好奇心を持ち続け、 学びを楽しむ人たちが実践していることとは?
中高年にしか存在しない「休め遺伝子」が脳の損傷を守る「長寿遺伝子」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 寿命や老化などをコントロールする遺伝子のことです。
最近、 この長寿遺伝子ですごい発見がなされました。
「レスト遺伝子」というものが発見されたのです。
私はこれを「休め(レスト)遺伝子」と呼んでいます (レスト遺伝子の「レスト」の意味は 本来全く違う意味になります)。
これの何がすごいかというと、 休め遺伝子が脳をダメージから 守ってくれる存在だったのです。
2019年、ハーバード大学の研究チームが、 脳バンクに提供された高齢者の脳を調べたところ、
100歳以上の人の脳には 70~80歳で亡くなった人よりも、 「レスト」という遺伝子がたくさん発現していました。
休め遺伝子は脳活動の過剰な活性化を 抑える役割があって、
体全体の活動をゆるやかにして負担をかけないことで、 脳の寿命を伸ばす効果が世界的に注目されています。
ここまで脳を活性化するために新しいことに挑戦したり、 新しい人間関係をつくることをすすめてきましたが、
「やりすぎ」は禁物です。
脳の活性化は大切なのですが、 「過剰な活性化」は抑えなければなりません。
中高年になっても若いときと同じように アクティブに活動をしていると 細胞が傷つきやすくなります。
若いときと同じように行動することは 細胞の観点から見るとNGです。
でも、 一度習慣化してしまうと 人はなかなか変えられません。
ついついアクティブになりすぎたり、 無理をしてしまいます。
そこにブレーキをかけるのが休め遺伝子です。
中高年になると、 若いときのような情熱、 やる気が薄れてくることがありますが、
これは自分に無理をさせないための 防御機能でもあります。
ですから「最近、昔ほど何かに熱くなれない」 「モチベーションが落ちた」というのは、 何も悪いことだけではないのです。
むしろ、自分の脳と体を守るために 必要なことでもあるのです。
その代わりに冷静さが生まれてきます。
昔バリバリ仕事で活躍した人が、 いざ情熱ややる気が薄れてくると 「自分はどうしてしまったんだろうか?」
「昔の自分を取り戻したい」と悩む人もいますが、
これは加齢とともに起きる現象で、 ある程度はしょうがないものです。
「情熱ややる気が薄れるのは 自分のせいではなく遺伝子のせい」
そのくらいに思っておくほうがいいかもしれません。
実際にこの休め遺伝子は、 脳の老化を抑えてアルツハイマー型 認知症を予防してくれます。
考えてみてください。 60歳になっても、70歳になっても、 昔のような活動をしていたら、 体はボロボロになります。
生命を守るためにも必要なことなのです。
情熱ややる気が落ちてくることは、 休め遺伝子が正常に働いている裏返しでもあります。
ですから、 これまでとは視点を逆転させて、 「冷静さ」を強みにするくらいの 感覚を持つのがいいと思います。
レスト遺伝子はじめ長寿遺伝子の役目のひとつは、 ざっくり言うと「自分を大切にすること」です。
くり返しますが、 「新しいことに挑戦すること」が 大切だと書いてきたので、 「それだと矛盾してないか?」と思うかもしれません。
そうです。 これが脳の面白いところで、 どちらかに偏ってしまうのがNGなのです。
大切なのはバランスです。挑戦したり、 生きがいを持ったりすることは大切ですが、 やりすぎないこと。自分を甘やかすことも大切ですが、 甘やかしすぎは逆効果です。
先にも書いた「中庸」が大切になります。
未来の自分のために、今日からできることを!年齢に関係なく、脳も心も、 日々の習慣で変えていけます。
小さな一歩が、 未来の自分を大きく変えるかもしれません。
ぜひ、今日からできることをひとつ、 始めてみませんか?
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