2024/5/31

「だるくて疲れやすい」をキャベツが 解決⁉️人生が変わる “だる抜け”の方法とは

 

 

 

 

「だるくて疲れやすい」をキャベツが

解決⁉️人生が変わる

“だる抜け”の方法とは

 
 

睡眠不足、食欲低下、立ちくらみ、疲れやすい……

なぜだかだるい原因は「腎臓」

だった⁉️だるさを感じるのは、

食事や生活習慣の乱れから体に

毒がたまっている状態。

 

「毒出し(デトックス)=腸」のイメージが強いですが、

実際は、腸、肝臓、腎臓などが連帯して行っていて、

最終責任者は腎臓。

 

「腎」を守る食べ方こそ究極のデトックスなんだとか。

 

そこで今回は、

漢方薬剤師・国際中医師の大久保愛氏による

著書『だるいの原因は腎だった!ズボラだる抜け腎活』

(ワニブックス)から、

腎を整える食事のヒントを少しだけお届けします。

 

 

1日1回、クリアな色の尿が出ていますか?


出てない人は、腎の働きが落ちているかも

 
 

漢方医学の考え方から見た「腎」は、

腎臓と副腎を合わせた全身に関連する

働きを担っています。

 

副腎は、

腎臓のすぐそばにある臓器。

 

どちらも「腎」と付いていますが、

働き方は違います。

 

 

まずは「腎」が正常に働いているかどうかを

尿でチェック!

判断の目安は、1日1回、

クリアな色の尿が出ているかどうか。

 

濃い黄色の尿が出るときは体内の

水分量が少なくなっていて、

腎臓だけでなく全身に負担がかかっている状態。

 

これは、めぐらせる水分が不足し、

腎の働きが落ちているということなのです。

 

 

特に副腎は脳とも連動して働くので、

腎の乱れは全身に影響を及ぼします。

 

腎を整えようとすると、

細胞1つひとつが元気になり腸、肝臓、腎臓、脳、

すべてが整います。

 

つまり、いつもだるい状態が改善され、

“だる抜け”することができるのです。

 

 

腎を整えて“だる抜け”するには、

キャベツ1玉と塩こんぶがあればいい!

 
 
 
 

キャベツはデトックス力を高めてくれる食材です。

不溶性食物繊維が豊富で、

便のかさを増やしてお通じを整えるほか、

胃の粘膜を保護するキャベジン、

肝臓にいいスルフォラファンを含みます。

 

薬膳は体を温めるまたは冷ます食材に分類して

考えることがありますが、

キャベツはどちらでもないので

体質関係なく食べられるのもいいところ。

 

 

また、こんぶも食物繊維が豊富

それ以外にもフコキサンチンという、

強い抗酸化、

抗肥満作用をもつ海藻ならではの色素を含みます。

 

抗酸化物質はつねに食べ方やストレスなどの

ダメージを受けている腎臓を保護。

 

 

キャベツと塩こんぶは、

体のすみずみまでまるっとケアできる

最強のコンビ食材なのです。

 

 

キャベツ×塩こんぶの作り方は

3ステップ!

 

キャベツをちぎって、

袋の中で塩こんぶとあえるだけ!

時間も手間もかからないのでズボラさんにぴったり。

おいしくてヘルシー、

健康的といいことづくめです。

 

 

STEP1


キャベツをちぎる
外側の葉を取り、大きめにちぎります。

外側から使っていくと傷みにくくなるというメリットも。

ちぎるのが 大変だと感じる人は、包丁で切ってもOK。

 

 

 STEP2

 

塩こんぶとともに袋に入れる


キャベツ1/4個に対し、塩こんぶ大さじ1を加えます。

Mサイズの密閉袋にぴったり収まるくらいの分量。

朝昼晩(1日)で1袋食べ切るイメージです。

 

 

 STEP3


しっかりともむ


キャベツに塩こんぶの味がしっかり絡むよう、

袋の上から全体をよくもみます。

キャベツは繊維が多いので、

繊維を壊すようなイメージで行うと◎。

 
 
 

両手のひら『ふた盛り分』の

キャベツを1日で食べる!

 

1日あたりの野菜の推奨摂取量は350gです。

 

内訳は、緑黄色野菜が両手のひら1つ分、

淡色野菜が両手のひら2つ分。

キャベツは淡色野菜なので、

毎日両手のひら「ふた盛り分」食べればOK。

 

でも、

毎日塩こんぶキャベツを作るのは面倒ですよね。

そういうときは3〜4日分のキャベツをまとめてちぎって、

密閉袋に入れて保存しておきましょう。

 

 

 

ただ、

大きめの生のキャベツは意外と硬いので、

食べにくく感じる人はこんぶをよくなじませ、

やわらかくして食べましょう。

栄養価を落とさないためにも水にはさらさないで、

酸化が気になる人は酢やレモン汁を

プラスしてみてください。

 

こんなときはどうする?

キャベツ生活Q&A

 
 

Q.朝昼晩、食べる時間で違いはある?

 

A.体へのメリットは時間帯でそれぞれ。

朝は体に「朝であること」を知らせたり、

腸内環境を整えたりするためにも、

食物繊維を摂ると◎。キャベツは食べても

血糖値が上がりにくいので、

昼に食べると食後の眠気を抑えられ、

仕事中も集中力が保てます。

夜ごはんもキャベツから食べると

胃腸の負担が軽くなり、血糖値が安定するので、

睡眠の質の向上やダイエットにもぴったりです

 
 

Q.キャベツ代わりに白菜や

紫キャベツ、芽キャベツでもいい?

 

A.キャベツには胃腸の調子を整えてくれる

キャベジンが含まれています。

同じくキャベジンを含む代用食材は白菜、

レタス、セロリ、パセリなど。

白菜とレタスはまさにキャベツと同様に使えるので、

旬で安い時期などはそれらで代用してもOK。

セロリ、パセリは味にクセがあるため、

りんごやオレンジといったフルーツとともに

サラダにすると食べやすくなります。

 

 

Q.実施何日目くらいから

体に変化が出る?

 

A.一般的には、キャベツ1玉を食べ終わる頃に

味覚が整い、

2玉目を食べ終える頃には変化が実感できるはずです。

1〜2週間続ければ「便通がよくなった」

「肌の調子がいい」といった効果を感じられるでしょう。

「スイーツめぐりが趣味」のように、

今の食生活が大きく乱れている人ほど

早く実感できるため、

中には3日目くらいで「何か違う!」と感じる人もいます。