2024/6/26
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毎週「クレジットカード1枚分」の プラスチックが体内に… 少しでも減らせる「5つの方法」 |
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毎週「クレジットカード1枚分」のプラスチックが体内に…少しでも減らせる「5つの方法」熱で溶け出して体内へ約5g――たった1週間で、 人間の体内に入り込むマイクロプラスチック (以下MP)の重さです。
2019年にオーストラリアのニューカッスル大学が 行った研究によると、
私たちは毎週、 クレジットカード1枚に相当するプラスチック粒子を 摂取しているという。
ペットボトルやビニール袋、ストローなど、 現代社会はプラスチック製品であふれている。
至る所で発生したMPやナノプラスチック (MPよりさらに微細なプラスチック。
以下NP)が、 食べ物や空気、 さらには皮膚を通じて体内に侵入しかねない。
しかしちょっとした工夫を凝らすだけで、 その量を格段に減らすことができます。
脳卒中などの疾患リスクを下げるためにも、 今日からすぐに実践できるアイデアを紹介します。
![]() 前章からも明らかなように、 ペットボトルを買う頻度を減らすのが もっとも近道だろう。 東京農工大学教授の高田秀重氏も、 その知恵を実践している一人です。 「もうかれこれ10年くらい、 ペットボトル飲料を飲んでいません。
会議などで出されても飲まなくていいように、 つねにマイボトルに飲み物を入れて 持ち歩くようにしています」
また食品を包装するプラスチック容器が劣化すると、 MPはもちろん有害な添加剤まで溶け出していく。
「プラスチック容器に入ったお惣菜やお弁当は、 時間が経つにつれて中身にMPが 混入することが予想されます。
加えて脂っこい食べ物は、 容器に含まれている化学物質を 吸収しやすいという性質がある。
仮に買ったとしても、 容器に入れたまま加熱するのは 避けたほうがいいでしょう。
プラスチックは熱に反応しやすく加熱すると 大量のMPが溶け出るので、
お店の電子レンジで温めてもらうなどもってのほか。
自宅でお皿に移してからチンすると安心です」
![]() 同じくカップ麺の容器も、 熱に反応することでスープや麺に MPが混ざりかねない。 「だから私はずいぶん前から、 カップ麺を食べるのも控えています。
手間はかかりますが、 自宅でラーメンを食べたければインスタント麺を 鍋で茹でて、どんぶりに入れて食べていますね」
プラスチック容器が使われている食品は リスクが目につきやすいが、
意外と見落としがちなのがティーバッグです。
ティーバッグのフィルター部分は紙で できているように見えるものの、
ほとんどの商品ではプラスチック製のため、 お湯につけると熱でMPが溶け出していきます。
代わりに茶葉から淹れることで、 体内への侵入を防げる。
マスクから吸い込んでいる食品に含まれるだけでなく、 MPやNPは空気中にも漂っています。
「大気汚染の原因として知られるPM2.5とNPは、 大きさがそう変わりません。
そのため肺に入るとPM2.5と同じく、 ぜんそくなど呼吸器疾患を 引き起こすことが懸念されています。
たとえば不織布のマスクのフィルターは、 ポリプロピレンというプラスチックでできています。
綺麗な空気を吸うために マスクを着けたにもかかわらず、
実は直接MPを吸い込んでいたという ケースがいくつも報告されています」
![]() 呼吸によって入ってくるMPの中でも 高田氏がとりわけ懸念しているのは、 洗剤や柔軟剤などに使用されている 「マイクロカプセル」です。 「多くの合成洗剤や柔軟剤はMPでできた
カプセルの中に香料を閉じ込めて、 衣服に付着させています。
それが時間とともに破裂すると、
香料が少しずつ飛び出して香りが 長続きする仕組みになっています。
しかし同時にカプセルも破裂するので、 MPが空気中に飛び散ってしまいます。
カプセルが入っていない製品を使うべきでしょう」
ほかにもポリエステルやアクリルなど 化学繊維でできた洋服やカーテン、 カーペットがこすれたり、 空気中の酸素や紫外線によって劣化したりすると、 MPやNPが少しずつ空気中に飛散していきます。 可能な限りこういった素材の製品を避けて、 麻や綿のものを選ぶとよいです。 「MPは屋外でも飛散しているものの、 実は屋内のほうが空気中により多く 浮遊しているという研究結果があります。
そのためPM2.5対策と同じように、
空気清浄機を使うのも有効だと考えられますね」
![]() こういった工夫を実践しプラスチック製品から 少し距離をとって暮らしてこそ、 自分の体も社会もより「持続可能」になるはずです。
<参考: > 1喧嘩はするな、
あなたなら出来ます応援しています 美容室 ParkTown by サロンデイレクター
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