2024/8/17
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南極の「極渦」による温暖化現象が発生中、 地球全体で異常気象を引き起こす可能性 |
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南極の「極渦」による温暖化現象が発生中、地球全体で異常気象を引き起こす可能性冬季を迎えている南半球、 特に南極上空の成層圏で まれな温暖化現象が発生しており、
地球全体に異常な気象などの 壊滅的な影響をもたらすおそれがあると、 専門家が警鐘を鳴らしました。
気象現象についての情報を 専門とするニュースブログ ・Severe Weather Europe のライターで、 気象コミュニティ内で「Recretos」と 呼ばれているアンドレイ・フリス氏によると、 南半球における成層圏の温暖化現象はまれで、 過去数十年の間に数回発生したのが 確認されているのみだとのこと。
しかし、 その影響は大きく、 地球全体に波及するおそれがあります。
極地の上空にできる大規模な低気圧である 極渦(きょくうず)です。
以下はフリス氏が示した極渦の例で、 上空から地表付近までの大きな渦が できているのがわかります。
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北半球で比較的よく見られる極渦は、 非常に大きなサイクロンのように振る舞い、 北極全体から中緯度までを覆うことがあります。
極渦は障害物が少なく回転も速い上空の成層圏と、 地形などに影響を受けて不安定に なることがある地表付近の対流圏とで 異なる動きをすることもあります。
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基本的に、 強いジェット気流により安定した 環流を形成した極渦(左)は 北極圏の冷たい空気を閉じ込めるので、
北米などの地域の気候は穏やかになります。
一方、 乱れた極渦(右)は寒気を閉じ込めることができなくなり、 大気のバランスの乱れにつながります。
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このメカニズムは南半球の極渦でも同様ですが、 2024年の南半球では例年にない問題が発生しています。 以下は南半球の上空の平均気温を表したグラフで、 赤枠で囲われた部分を見ると、 2024年7月の南極の大気は気温が 急激に高くなっていることがわかります。
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これにより、 南極の極渦の不安定化と 南極圏の温暖化が進行していますが、
さらに深刻なことに、 その影響は北半球にもおよぶ危険性があります。
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南半球の温暖化が地球全体に影響するのは,
大気の循環により、
地球の北と南の極地の成層圏が つながっているからです。
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2019年に南極上空で発生した 温暖化現象を調査した研究では、
南極上空の成層圏突然昇温(SSW)が 北米やヨーロッパを含む 北半球の電離層の異常につながり、
2019年から2020年の冬季の 北半球に観測可能なレベルの影響を もたらしたことが示唆されているとのこと。
この異常がただちに目に見える 影響になるかどうかはわかりませんが、 フリス氏は「SSWのような大規模な気象現象は、 南極上空で長期にわたる高気圧異常を 引き起こす場合があります。
数週間から数カ月もあれば、 この影響が北半球にも 現れるかもしれません」と述べました。
<参考: > 1喧嘩はするな、
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