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2025/4/30
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アルツハイマー型認知症の原因 「脳のゴミ」を溜めない&減らすために、 今からできる食事と生活習慣は |
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アルツハイマー型認知症の原因「脳のゴミ」を溜めない&減らすために、今からできる食事と生活習慣は![]()
認知症は「脳のゴミ=βアミロイド」の蓄積が 原因となる病気で、
認知症の症状が出る15〜20年前から 蓄積が進みます。
プレクリニカル認知症とMCI(軽度認知障害)の 違いも含め、 内科医がわかりやすく解説! 予防として今日からできることとは?
2040年6.7人に1人が認知症に。認知症の半数を超えるアルツハイマー型認知症とは厚生労働省の推計によれば、 2040年には高齢者の約15%が 認知症を発症する可能性があり、
6.7人に1人の割合に達すると言われています。
その中で、 認知症全体の半数以上を占める とされるのが「アルツハイマー型認知症」です。
アルツハイマー型認知症では、 記憶力の低下、判断力の低下、 日常生活動作の障害などが 段階的に進行します。
初期には「物忘れ」が目立つ程度ですが、 放置すると徐々に症状が進んでいくため、 早めの予防・対策がとても重要になります。
アルツハイマー型認知症の原因は「脳のゴミ=βアミロイド」だったアルツハイマー型認知症の発症に 深く関与しているとされるのが、
脳内に蓄積するβアミロイドという 異常なたんぱく質です。
βアミロイドは、 神経細胞にとって不要な老廃物のようなもので、 「脳のゴミ」とも呼ばれます。
これが過剰に溜まることで次のような 現象が起こり記憶力や 認知機能の低下を招くと考えられています。
・神経細胞間の情報伝達が阻害される ・脳内で炎症や酸化ストレスが高まる
βアミロイドは発症15~20年前から 蓄積が始まり認知症は段階的に発症するのです。
プレクリニカル認知症とMCI(軽度認知障害)の違いとは認知症は突然起こるわけではなく、 数十年かけてゆっくり進行します。
特に、アルツハイマー型認知症の 原因物質であるβアミロイドは、 症状が出現する15〜20年前から 溜まり始めることが明らかになっています。
プレクリニカル認知症とは目に見える症状はないけれど、 脳内で認知症の“芽”が静かに 進んでいる状態を、
「プレクリニカル認知症」と呼びます。
本人も周囲もほとんど 気づかないほど症状は軽く、
日常生活にも支障はありません。
ですが、 脳の画像検査やバイオマーカー (脳脊髄液など)では、 すでにβアミロイドの蓄積や、 脳萎縮の早期変化が確認されることがあります。
MCI(軽度認知障害)とは「最近少し物忘れが増えた」と、 本人や周囲が気づくくらいの認知機能の 低下がある状態を指します。
ただし、 まだ日常生活は自分で問題なく 送れているという点が特徴です。
![]() 提供:梶尚志医師 なぜ「プレクリニカル」の段階から対策が必要なのかMCIの段階で適切な対策を行えば、 認知症への進行を防いだり 遅らせることができると言われています。
しかし、 より早い段階であるプレクリニカル 認知症の頃から、
食生活や生活習慣を見直すことが、 βアミロイドの溜まりすぎを抑え、 発症リスクを軽減するカギとなります。
βアミロイドの蓄積を防ぐ栄養素と食生活1. ビタミンB群でホモシステイン値を下げるホモステインとは、 必須アミノ酸であるメチオニンが 代謝されて生ずるアミノ酸で、
血栓症や動脈硬化、 脳梗塞や心筋梗塞のリスクとなる物質です。
最近、このホモシステイン値の高さが、 認知症リスクを上げる要因の ひとつとして注目されています。
血中ホモシステインが高まると、 血管や神経細胞へのダメージ、 脳内の老廃物処理の低下が 起こりやすくなる可能性があります。
ビタミンB6, B12, 葉酸はホモシステインの 代謝を促進し、 血管や脳の健康をサポートします。
栄養素を含む食品:
ビタミンB6:鶏肉、バナナ、ジャガイモ ビタミンB12:赤身肉、魚介類、乳製品、 葉酸:緑の葉野菜、豆類、柑橘類
摂取のポイント:
忙しい方は、 バランスの良い食事が難しい場合に サプリメントを活用するのも一手です。
ただし、 市販のサプリメントは、
添加物と有効成分の問題もあるため、 医師や栄養の専門家に相談しながら、
適切なメディカルサプリメントを 選択するように心がけましょう。
2. オメガ3脂肪酸で炎症・酸化ストレスを抑えるβアミロイドの蓄積は、 脳や血管内の炎症や酸化ストレスと 深く関連しています。
オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)は抗炎症作用があり、 脳の神経細胞膜の維持・保護に重要です。
栄養素を含む食品:
サバ、イワシ、サーモンなど青魚、 亜麻仁油、チアシード
摂取のポイント:
缶詰の魚を利用すると手軽に摂取できます。 サラダや汁物、パスタなどに加えるだけでも オメガ3を補給できるので、 毎日の食事に積極的に活用してみましょう。
3. ビタミンDで脳の免疫・神経伝達をサポートビタミンDは、骨の健康のみならず、 免疫調整や神経細胞の保護に関与すると 報告されています。
ビタミンDの不足が認知症リスクの上昇と 関連する研究結果も増えているため、 不足しがちな方は意識的に摂ることがお勧めです。
栄養素を含む食品:
キノコ類(干し椎茸、キクラゲ)、卵黄、鮭など
摂取のポイント:
脂質を含む動物性食品から摂取すると 吸収されやすいのですが、
きのこ類でも炒め物や揚げ物にして 油とともに摂取することで 吸収率を上げることができます。
しかし、 食事だけで摂取することは難しいので、 サプリメントで補われるのも良いでしょう。
その際、天然由来型を選ぶことがポイントです。 また、 骨粗しょう症のお薬として使われる ビタミンD製剤は、
高カルシウム血症や腎機能を痛める 副作用もありますので、 基礎疾患のある方には、お勧めできません。
4. 鉄と亜鉛で脳細胞を元気に鉄は赤血球のヘモグロビンを作り、 脳への酸素供給をサポートします。
鉄不足は集中力・記憶力の低下を 招きやすいことが知られています。
栄養素を含む食品:
赤身肉、レバー、ほうれん草
亜鉛はホルモンバランスや神経伝達物質の 合成を助けます。
不足すると認知機能の低下が 進みやすいといわれています。
栄養素を含む食品:
カキ、ナッツ、全粒穀物
摂取のポイント:
コーヒーやお茶に含まれるタンニンは 鉄や亜鉛の吸収を阻害する場合があります。
これらを食後すぐに大量摂取するのは控え、 少し時間を空けて飲むようにしましょう。
生活習慣でも「溜めない・減らす」工夫を脳の健康を保つためには、 毎日の習慣が大きなカギを握っています。
特に注目されているのが 「睡眠」「運動」「ストレス管理」の3つです。
まず、質の良い睡眠は、 脳の老廃物を排出する大切な時間とされており、
アルツハイマー病の原因物質とされる βアミロイドの除去にも関係していると 考えられています。
寝る前のスマホやパソコンを控え、 湯船でリラックスしてから眠ることがポイントです。
次に、ウォーキングなどの軽い 有酸素運動は血流改善や ストレス解消に効果的です。
ヨガや瞑想は自律神経を整え、 ストレスや炎症の抑制にもつながります。
さらに、 慢性的なストレスは脳の炎症を引き起こし、 認知症リスクを高める要因のひとつ。
好きな音楽を聴いたり、深呼吸をするなど、 自分に合った方法で気持ちをほぐす 時間を意識して取り入れましょう。
早期予防が脳の健康を守る認知症の半数以上を占める アルツハイマー型認知症では、 脳のゴミ=βアミロイドの過剰蓄積が 鍵となります。
症状が出る15〜20年前から蓄積が 始まっている可能性があり、
見た目には健常でも脳内では プレクリニカル認知症の段階が 進行していることがあります。
だからこそ、 早期からの予防が肝要なのです。
ビタミンB群、オメガ3脂肪酸、ビタミンD、 鉄や亜鉛などの摂取を意識しながら、
質の良い睡眠とストレスケア、 適度な運動することがβアミロイドの蓄積を抑え、 認知症リスクの低減につながります。
ぜひ、 日々の食事と生活習慣を 見直すきっかけにしてみてください。
<参考:>
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