2025/5/7

幸せホルモン 「セロトニン」の大半は “腸”で作られる。 メンタルと腸内環境の関係性

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

幸せホルモン

「セロトニン」の大半は

“腸”で作られる。

メンタルと腸内環境の関係性 

 
 
 

メンタルと腸内環境は一見

結びつかないように見えますが、

 

お互いに影響しあう密接な

関係があるといいます。

 

 

データや国内の研究内容を元に、

メンタルと腸内環境の関連について

解説しているので紹介します。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

幸せホルモン「セロトニン」の

大半は“腸”で作られる

 
 

気分や感情を調整するホルモン

「セロトニン」は、

その大半が腸内で作られています。

 

 

また、ストレス緩和や睡眠の改善などで

よく聞く機能性成分の一つである

「GABA(γ-アミノ酪酸)」も、

腸内細菌が作り出すホルモン物質のひとつ。

 

 

なんとなく脳内で作られるイメージがありましたが、

腸脳相関(脳と腸の関係)により、

間接的に脳の機能に影響を与えると

考えられているとのこと。

 

こうした

腸脳相関のメカニズムの解明において

重要視されているのが、

腸内フローラです。

 

 

メンタル不調がある人の

腸内環境はバランスが崩れている

 
 

うつ病などメンタルに不調がある人の

腸内環境は、

以下の特徴があるといいます。

 

 

  • ビフィズス菌や酪酸産生菌を始めとした
  • 腸に良い「有用菌」の割合が少ない
 
  • がんや肥満などのリスクを高める
  • 可能性のある「要注意菌」の割合が多い
 

国立精神・神経医療研究センターの

功刀先生らが行った研究 ※1 では、

 

うつ病の患者はとくにビフィズス菌が

少ないということが報告されています。

 

 

また、海外のいくつかの研究では、

酪酸産生菌の代表格である

フィーカリバクテリウムが少ないという報告も。

 

 

さらに、

弊社が京都大学・大阪大学と

実施した共同研究 では、

強い育児ストレスを感じている0~4歳の

を養育中の母親は、

 

育児ストレスの少ない母親と比べて

腸内フローラの多様性が低く、

 

いくつかの要注意菌の割合も

高いことがわかりました。

 

 

メンタルを悪化させる

NG生活習慣

 
 

■食生活の乱れ(いつも同じメニューの食事、野菜を摂らない)
■過食
■過度の飲酒
■1日中座りっぱなし
■運動習慣がない
■睡眠不足

 

 

「すべての人に共通して効果が出せる腸活はない」。

とはいえ、ビフィズス菌をはじめとする

プロバイオティクスによって、

ストレス関連症状やうつ病症状が緩和される

可能性があると考えられ、

研究が進められています。

 

 

腸内環境を整えるおすすめの食材

 

ビフィズス菌はヨーグルトを始めとした発酵食品、

プロバイオティクスサプリメント

などからも簡単に摂取ができます。

 

 

また、ビフィズス菌のエサとなる「穀類や芋など

食物繊維が豊富な食材」や、

「玉ねぎ」、「ハチミツ」、「バナナ」など

オリゴ糖を含む食材を一緒に摂ることで、

 

免疫機能を高める

“ 短鎖脂肪酸 “

という有用物質も生み出してくれます。

 

 

竹田綾さんは、

ストレスフルな生活の中でも腸内環境を

意識する方法として、

以下のコメントを出しています。

 

 

排便の頻度、色や形などの変化は、

腸内環境悪化のサインかもしれません。

 

そういうときは無理せず、

たっぷりの野菜を取ってゆっくり湯船に浸かり、

じゅうぶんな睡眠を

確保するようにしてみましょう

 

 

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<参考:>