2023/11/18

骨は生きている“若返り臓器”!

 

骨は生きている“若返り臓器”!

 
 
 
 
 
 
 

骨は若返り臓器でもあった!?

骨が「記憶力」「筋力」「精力」「免疫力」を

アップさせるワケ

【人体の不思議】

 
 

骨は生きている“若返り臓器”!

 
 

長い間〝体を支え、

内臓を守るためのカルシウムのかたまり〟

と思われていた骨ですが、最近は、

骨が出すメッセージ物質が脳や体に

働きかけてさまざまな機能を維持・

向上していることがわかりました。

 

とくに「骨芽細胞」が分泌するタンパク質のひとつ、

「オステオカルシン」は、

「記憶力」や「筋力」、

そして男性の「精力」などをアップし、

「活性酸素の除去」や「肌の活性化」

にも効果がある〝若返り物質〟

として注目を集めています。

 

オステオカルシンは、

骨に0・4パーセントほど含まれる物質ですが、

微量が骨の中から血管を通じて

全身に届けられ

、脳や筋肉、精巣などに働きかけます。

 

また、

同じく骨芽細胞が出す

「オステオポンチン」というタンパク質も、

老化や免疫にかかわる物質です。

 

オステオポンチンが減少すると、

骨髄内の免疫細胞の量が減少し、

免疫力が低下してがんなどの

リスクが高まるといわれています。

 

 

骨粗しょう症も骨が分泌する

「スクレロスチン」という物質の異常発生が

原因となっている可能性も高く、

高齢者だけの病ではないとされています。

 

ところで、

「骨細胞」を増やし、

骨粗しょう症を防ぐ飲みものの代表

とされた牛乳ですが、

最近では飲み過ぎると逆に

骨粗しょう症の初期症状を起こす

という説があります。

 

牛乳には1リットルにおよそ

1200ミリグラムのカルシウムが

含まれていますが、

カルシウムが体内で代謝されるための

マグネシウムがほとんど含まれておらず、

大量に摂取すると体内の

ミネラルバランスをくずす可能性が

あるというのです。

 

しかし、科学的には実証されていません。

 

骨は常に新陳代謝を繰り返して、

毎日少しずつ入れ替わっています。

 

全身の骨が入れ替わるには、

成人でおよそ3年かかるといわれていますので、

常に骨の量を増やし強くする努力は

怠おこたらないでください。

 

 

『眠れなくなるほど面白い

図解 人体の不思議』

はこんな人におすすめ

 

・人間の体の構造について学びたい
・人体における不思議なメカニズムについて触れてみたい
・誰かに話したくなる体の雑学を得たい

 

以上の方には「図解 人体の不思議」は

大変おすすめな本です。

 

テレビやインターネットには

健康に関するさまざまな情報があふれており、

スマートフォンで専門的な知識ですら

手軽に検索することが可能です。

 

しかし、

これらの健康に関する情報には

さまざまな内容が含まれており、

その真偽を含めた有用性(どれが大事な情報か)

を判断することが

難しい状況があるように思われます。

 

これらの情報の有用性を判断して有効に活用し、

自分自身が健康であるためには、

まず人間の“からだ”についてできるだけ

正しい知識を持つことが重要ではないでしょうか?

なぜならこの正しい知識を持つことが、

巷にあふれる健康に関する情報に流されず、

鵜呑みにせず、

どれが有用な情報であるのかを

判断できるようになる土台となるからです。

 

本書では、

人間の“からだ”についての

理解を深めるための基本的な疑問を取り扱い、

図解を入れながら、

わかりやすく説明しています。

 

読めば皆様の“からだ”のことを

もっと知ろうとする意欲を刺激し、

さらに知識を得るための

第一歩となってくれるはずです。

 

 

 

 

 

脳は重くてシワの数が多いほど

頭がいいのか?

 
 

生物の体には不思議なポイントが

沢山あります。

 

そして特に最も神秘的なカラダの部位と言えば

人間の脳です。

 

まずは、

人体の脳における不思議について解説しましょう。

 

動物と脳の関係を比較すると、

一般に小動物ほど体重の割に脳が重く、

逆に大型動物ほど軽いことがわかります。

 

動物の脳と体重の間には、

「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」

という規則性があり、

これを「スケーリング」といいます。

 

ただし、

この動物界の普遍的な規則に

あてはまらない動物がいます。

 

それがヒトです。

ヒトは、

動物の中では例外的に大きな

脳を持っているのです。

 

また、ヒトの場合、

アインシュタインの脳が1230グラムと

一般的な成人男性の脳(1350〜1500グラム)よりも

小さかったことから、

脳の大きさと頭のよさは関係ない、

ともいわれます。

 

しかし、

カリフォルニア大学の

「脳の大きさと知能指数(IQ)の関係」の研究では、

わずかながら脳の大きな人ほどIQが高く、

とくに「大脳皮質」の「前頭前野」と

「後側頭葉」の皮質が厚い人のIQが高い

という結果が発表されました。

 

 

 

 

天才は生まれつきではない、

幼少期がポイント

 

ところが、さらに研究を進めると、

皮質が厚くてもIQが高くない人が

いることもわかりました。

 

このことから「IQの高さは皮質の厚さより、

脳が幼少期にどれだけ成長したかが重要」

といわれてきました。

 

この説を裏づけるように、

IQが120以上の人の脳は、

7〜9歳頃の幼少期にはむしろ

平均よりも皮質が薄く、

その後13歳まで肥大化し、

厚みを増し続けていたとされ、

幼少期の教育熱は高まりそうです。

 

しかし、

一方でIQはあらゆる知能を網羅した数値ではなく、

万能性がないことも把握する

必要がありそうです。

 

昔からよく「脳みそのシワが多いほど

頭がいい」といわれます。

 

しかし、

脳のシワは胎児のときに

大脳が形成される過程でつくられ、

生まれたときにはすでにできあがっているため、

成長してどんなに勉強しても

シワの数は増えないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

<参考:>

 

 

1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、

 

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